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●SL-C700電池切れ対策
SL-C700は電池が保ちません。しかも、電池交換するとOS再起動からです。サスペンドして電池交換、レジュームでさっきの画面で続きを、というわけにいきません。
運用では色々工夫する前提でいないと買ってから不満がつのります。
製品版で試したところ、給電していてもリブートになってしまいました。B500では、給電していれば電池交換してもきちんとレジュームしました。C700では、B500と異なり、電池交換のたびにOS再起動は避けられそうもありません。
SL-C700製品版で検証し、更新しました。(12/14/2002)
予備電池
まずは純正予備電池です。
純正オプション、リチウムイオン充電池EA-BL06は税別5,500円でシャープから提供されています。
これはMI-E21と共通のバッテリーのため、大手量販店なら店頭在庫もあり、入手は容易です。
バッテリー充電器CE-BC21も5,500円(税別)で提供されています。本体とは別に充電しておけば、数個の電池を持ち歩くことも可能でしょう。
電池交換後に必ずOS再起動の2分間の待ち時間が発生することを考慮すると、ACアダプタを持ち歩く方が実用的かもしれません。
ACアダプタ
SL-C700のACアダプタはEA-72という型番です。これ以外の方法で電源供給すると、最終的にC700を壊してしまう可能性があります。
でもまあ、どうせ増メモリの次機種が出るまでの繋ぎ、半年くらい動いてくれれば良いし、壊れたら又買えば良い、メーカーのサポートは利用せず自己責任であれば、色々方法はありそうです。
まずは、SL-A300のACアダプタEA-65です。大きさも形も出力電圧・電流も同一です。C700につなげると充電ランプが普通に点灯しました。お、とりあえず使えそう。大きさもよしよし、これで運用してやろう。(EA-72を保守部品として取り寄せるのがおすすめです。SL-C700取扱説明書の冒頭の「警告」で、EA-65、EA-66、EA68などは使用しないでください、と明記されています)
サードパーティー製品としては、ダイヤテック株式会社のPDA用ACアダプター「ミクロパワー」のFPS-101E1が、既にA300/B500/C700正式対応をうたっています。値段は3,980円で100-240Vのワールドワイド対応です。EA-72の取り寄せよりも入手性は良さそうです。
購入して試したところ、当然問題なくC700を充電できました。大きさも純正より小さく、おすすめできます。
なお、小川さんによると、DIATEC ONLINE SHOPで買うと、MI-E1,L1用のクレードル(金属製卓上スタンド)が付属するそうです。
小川さんからいただいたメールによると、
そのままではSL-C700で使えないのですが
ねじをはずして、左側の板を強引に曲げ加工したところ
なんとかSL-C700用のクレードルとして使うことができました。
とのことです。写真をお送り頂きました。
以下、小川さん提供の写真です。
z1
z2
z3
z5
Z1 正面からみたところ。強引にUSBを取り付けているので
クレードル下と本体下面に隙間がある。
Z2 クレードルのみ。USB接続端子はねじで強引に挟み込んでいる。
左側のねじ穴を少し下に開け直せばもっときれいに収まる
とおもいますが。。
z3 横から見たところ。板を強引に曲げているのがよくわかる
左側の白いのは、本体を設置したときに端子の位置が
あわないのでスペーサーとして挟んだ付箋紙
z5 取り付け状況
とのことです。小川さん、ありがとうございます。(1/18/2003)
USB-Zaurus電源ケーブル自作
SL-ZaurusのACアダプタはコンパクトで持ち運びに良いです。でも、さらにコンパクトに収める方法もあります。それは、今時のPCだとたいてい付いているUSBのバスパワーを利用して、そこから電源を取る方法です。
事務所等では意外にコンセントは足りないものです。しかし、PCはあるというときは、この方法が一番良いかもしれません。シャープからACアダプタを購入しなくても良いですし。
USBから電源を取るケーブルは、小型スイッチングハブの付属品でも一本持っていますが、これはSL-C700のジャックには合いません。
ところが、手許にえるだ〜る☆さんがひょいひょい自作したUSB-5Vケーブルがあります。ありがたく使わせて頂くと、SL-C700にサクッと刺さって電源供給に利用できました。こいつは便利だ。
ご本人は「ただ線を繋いだだけ」とのことですが、当方ハードはさっぱりです。詳しい方は秋葉原の千石商事や秋月電子、日本橋の共立あたりでプラグとケーブルを探して作ってみて、詳しい手順は公開して頂けると助かります。自作される方なら自己責任について改めて言うまでもないでしょう。
なお、お聞きしたところ、「USBからとるのは、ざうは結構電流流れるので最悪PCのUSB電源供給回路のヒューズを飛ばし てしまって壊してしまう」可能性があるそうです。
(A300コミケアダプタ付(電池は半分消費した程度の状態)の場合は、待機時で0.2A前後、電源ONで0.3A前後らしいそうですからセーフかも)
当方知識皆無なので、このページを書くときにも色々教えて頂きました。ちゃんと理解できていないのが残念なのですけれど・・・。
えるだ〜る☆さんによるMaking of Zaurus USB-Power Cableというページがあります。(12/22/2002)
maris.sytes.net ざうるすをくまりすの使いやすいようにというページがあります。(1/9/2003)
メーカーのQ&Aページにも、「Q.11 USBケーブルで電源を供給できますか? A.11 USBで電流を供給できるのは、800mAまでです。ザウルスの充電及び実行にはそれ以上の電力が必要であるためできません。充電はACアダプターからの供給のみです。」との説明があります。
連珠er's PAGEのりぬざうのページの中に、USB-DCアダプターを作ってA300で使ってみた手順を丁寧に解説したページがあります。
大怪獣もぎゃさんにより、塚本牧生さんのWalWikiサイトWalrus, Visitの中にLinuxザウルス開発メモ/ハードウェア/電源アダプタ というページが作られています。実際に自作してみたレポートです。WalWikiなので、ツッコミなど、他の方からの参加もあります。(12/23/2002)
なお、ウェブを検索したところ、GENIO e550X用にUSB充電ケーブルを自作した方(西下 一久さん)のページを見つけました。
エナックス社PowerBattery Half + 5V DC/DC Converter
市販の汎用外付けバッテリーとしては、エナックス株式会社のPowerBatteryシリーズが豊富なランナップで有名です。PDA機種対応一覧表によると、Zaurus SL-A300はPowerBattery Half + 5V DC/DC Converterが対応しているようです。
SL-C700の機種対応が公開されました。SL-A300と同様にPowerBattery Half + 5V DC/DC Converterが対応しているようです。また、 5V DC/DC Convertor についてのページも設けられました。PowerBattery PlusやPowerBattery 24などでも使えそうなので、超長時間運用の可能性もありそうです。(12/19/2002)
MI-E1からMI-E25DCの従来のZaurusでは、PowerBattery for Digital CameraとPowerBattery Slimが対応していました。しかし、この二つのPowerBatteryの出力電圧は、満充電時で8.4V、空に近い状態に落ちても6Vあります。A300は5Vが供給される前提で設計されているらしく、エナックスの対応機種一覧表でもこの二種のPowerBatteryはA300から非対応となっています。C700については、Mobile NewsさんでMI-E21用のPowerBatteryが使えなかったとの報告があります。SL-A300と同様、MI-Eシリーズ用PowerBattery for Digital CameraやPowerBattery Slimでなく、PowerBattery Half + 5V DC/DC Converterが必要ということでしょう。
実際にC700製品版とPowerBattery Half + 5V DC/DC Converterをつなげて試したところ、問題なく充電ランプが点灯し、実際に充電できました。
5V DC/DC Converterですが、エナックスで「ケーブルN」という名称で4000円(+消費税+送料)で通販を行っています。スペックは、INがDC10.2-32V、OUTがDC5V 1.4Aでした。つまり、PowerBatteryシリーズの中でも、供給電圧がDC10.2V以上でないと使えないということになると思います。これだと、やはりHalfとの組み合わせが良さそうです。
写真の通り、この組み合わせはなかなかかさばり、また重いと思います。
鞄の中にPowerBattery Halfを入れ、ケーブルN(5V DC/DC Converter)のカールコードを外に出してSL-C700につなげる分には使い勝手は悪くない感じでしたが、電車の中で使った所、見た目には怪しい感じもしました。
PowerBatteryシリーズは大容量リチウムイオン充電池で、ノートPCをはじめとした長時間駆動に実績がありますが、やや高価です。実際、PowerBattery Halfのメーカーオンライン販売価格は15,000円もします。この価格も欠点でしょう。
PowerBattery for SHARP Zaurus SL-C700
リチウムイオンバッテリー製品の開発・製造・販売を主体にモバイル機器の電源ソリューションをおこなっている有限会社ベイサンコーポレーションより、3月20日からSHARP Zaurus SL-C700用大容量拡張バッテリーが販売開始されました。「バッテリー駆動時間が7.5倍に」「AirH"通信で8時間運用」がうたい文句のようです。
バッテリー自体はエナックスのPowerBatteryHalfのようです。
ベイサンコーポレーションによるセット価格(バッテリー本体PowerBatteryHalf+充電器+専用接続ケーブル)は17,000円となっています。(3/24/2003)
ダイヤテック社携帯用外部バッテリー PowerBank
ダイヤテック株式会社の携帯用外部バッテリー PowerBank for GENIOe (PE-0505A)なら、6,980円で販売されています。
メーカーの保証はありませんが、PowerBankの電源プラグはEIAJ No.2で電圧も5Vなので、とりあえずC700で試したところ、問題なく使えています。PowerBatteryHalfに比べ、コンパクトでよい感じです。個人的には、これを常用しようと決めました。充電もC700付属のACアダプタやC700用MICRO POWERでできています。電源系はとりあえず使えればそれで大丈夫というものでもないので、確認をとらずに運用しても保証できません。メーカーの検証を待ちたいところです。
特にPowerBankは充電用のACアダプタが付属しておらず、GENIOe用のACアダプタで充電する前提になっているので、他のACアダプタで充電した場合は最悪爆発等の危険があります。
なお、オリジナルのGENIOe用でなく、CLIE T,NR用の型番PE-0505ATNRとPalm M130,500用型番PE-0505APM5のPowerBankは、該当機種接続用コネクタとPowerBank充電用ACアダプタが付属したセット商品です。
本ページの他の方法についてもそうですが、いかなる損害があっても当方責任は負えません。自己責任でお願いします。
maris.sytes.net ざうるすをくまりすの使いやすいようにというページで、延長DCケーブルを作成されて、PowerBankをポーチ入れたままで線を延ばして給電できるようにされています。
・・・いや、それより塗装されたC700の写真を見てびっくりしました。(1/9/2003)
※1月31日、ダイヤテックより製品型番変更と対応機種追加のお知らせとして、PowerBank for GENIOのZaurus対応が発表されました。(2/7/2003)
自作電池ボックスで給電
汎用外付けのリチウムイオンバッテリーは高価でかさ張ります。緊急時の給電だけなら、そこまで高価でなくても方法はありそうです。
ACアダプタ用のジャックに乾電池等で5V電圧をかけておけば、給電は可能です。
9Vの006Pをそのままつなげると、充電ランプが点滅してしまい、充電できませんでした。C700を動かしながら006Pをつなげると、強制サスペンドしてしまいます。これは使えません。MobileNewsさんで報告のあったMI-E21用PowerBatteryが使えない現象もこれと同様かもしれません。
単3型ニッケル水素電池4本なら、充電完了時なら5.2V程度のはずです。電圧面では良さそうな数字です。
実際試して見たところ、単3型1600mAhニッケル水素充電池の充電後数日置いたものでも、4本で5.3V程度の電圧があり、C700の充電ランプが点きました。
この方法も安価で、緊急用としてはなかなか良いかもしれません。
ダミー電池をかまして3本(接続時にテスターで測って3.93V)で挑戦したところ、C700の充電ランプは点灯しました。定格3.7Vなので、2本では無理そうです。3本でも、A300ではうまくいかなかったので、境界線かもしれません。
単4アルカリ乾電池三本だと、4.6V程度です。これでもC700の充電ランプは点灯します。共立で買った電池ボックスはOFF-ONスイッチ付で、単3の電池ボックスに比べてとてもコンパクトです。緊急の給電用なら、これが一番コンパクトです。ただし、A300で試したときは、しばらくすると充電ランプが消えてしまい、うまく充電できませんでした。C700だと充電できているようです。
ハードに詳しい方に、コンパクトで、安定した電圧と十分な電流を供給できる自作電池ボックスの情報期待しています。
いきなり改造編
濃さんによると、ざうの電池ブタのロックがリセットになるのは、奥にスライドスイッチがあるからだそうです。
というわけで・・・
SL-C700を分解し、この電池ブタのロックレバーを除去してしまえば、電池交換しても、ラインから給電しておけば一瞬でレジュームできるはずです。
早速試してみたところ(<!>注意:メーカーの保証が効かなくなります)、無事レジュームできました。幸せ。
これなら充電済み電池と、単4×3本の電池ボックスさえあれば快適に連続運用できます。
ところが、これでは電池ブタがスカスカで、すぐ脱落してしまいます。セロテープ貼るかな。ハードに弱い素人のかなしさです・・・。(笑)
ハードや工作に詳しくてメーカー保証は最初から利用しない強い意思を持った方、もう少し賢い方法を教えてください。
※げっしーさんによりますと、
スライドスイッチのリセットボタンを押す板の部分をカットすれば、スライドスイッチをいじっても強制リセットはかからなくなるそうです。げっしーさん、人柱&情報ありがとうございます。(12/15/2002)
B500用バッテリーの流用改造
ヤマケンさんが、塚本牧生さんのWalWikiサイトWalrus, VisitのLinuxザウルス開発メモ/ハードウェア/電源アダプタ というページで、「SL-B500の大容量バッテリを装着 」を試されています。(12/26/2002)
山之内案山子さんのサイトSunday ParkのSL-C700にSL-B500のバッテリーを。というページで、買ったばかりのC700を改造しています。干渉部分は裏蓋側を削ってB500用バッテリーを収め、電池蓋を枠と底板に一度分離した上でプラバンとエポキシパテでふくらませ、塗装してB500用バッテリーがうまく入るように工作しています。(1/7/2003)
Sharp Space Town Pro工房より外部電源登場
シャープスペースタウン運営チームによるオプション/アクセサリーサイトPRO工房で、SL-C700用 外部バッテリ企画中、評価後発売正式発表とのことです。(1/6/2003)
純正予備バッテリだけでサスペンド電池交換
濃さんは、スイッチ改造後、電池蓋内に入るシートだけで、交換時に電源断にならない工夫をされておられるようです。シートに導電テープ三本を貼って、電極とバッテリ(交換時には両方のバッテリが接触している形)を接触させる工夫のようです。その他にも、市販の携帯電話緊急バッテリからEIAJ No.2プラグを引き出す小改造等のネタもあるようです。(1/6/2003)
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文市(あやち)=青野宣昭