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HTC BlueAngel O2 Xda IIs

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いい具合に熟したデバイスを堪能します。



日本語化 (5/13/2006作成)
付属品等 (5/13/2006作成)
筐体、キーボード (5/13/2006作成)


日本語化 (5/13/2006作成)

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PocketPC2003SEなので、Asukalさんの教えに従えば簡単です。


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最初PocketPC2003SEなら自力でなんとかなるだろうと、フォント入れてレジストリいじって…、電源ボタン押しながらリセットするフルリセットに疲れ果て、先人の教えに従うことになりました。


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Asukalさんの★大陸機動電脳通信★日本語化早分かり通りにやればいとも簡単でした。
wince.nlsファイルの入手も、手近な方法ではなく、tk109さんのTK-BLOGAxim X50v 日本語化手順 まとめで丁寧に手順を書いてある通りにするとできました。
足跡をたどらなくても、Asukal Lets Japanで一発日本語化するのがたぶん一番楽でしょう。

日本語フォントを何も考えず放り込んでも、メモリは十分余裕があります。環境を自分の好みにいじるには楽なスペックのマシンです。


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内蔵ソフトの日本語化と言うより、愛用のソフトで日本語表示(入力)できるのが望みです。
O2 Xda IIsは多くのボタンがあり、小さなiPAQ日本語版で愛用していたソフトを割り付けて、普通に動くのを見ると喜びがこみあげます。


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Bluetooth DUNも、Asukalさんの★大陸諜報活動新聞★★Add to XdaO2 IIs Bluetooth Dialup Network Client★に導かれ、W32Tでもダイヤルアップできるようになります。


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先人の教えに従えば、快適な環境がすぐに手に入ります。


付属品等 (5/13/2006作成)

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純正ACアダプタは5V 2Aでした。汎用的なので、手持ちの充電用アダプタなどを色々使いまわせます。


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外部バッテリにも事欠きません。


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ようやく欠点をひとつ見つけました。付属のステレオイヤホンは一般的な3.5型でなく、2.5型でした。好きなヘッドホンを使うためには、変換プラグが必要です。


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付属品で気に入ったのが、このベルトクリップケースです。


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O2のロゴ入りです。


筐体、キーボード (5/13/2006作成)

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適度にコンパクトで高機能です。


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ぼくにとって、PocketPCはビューアです。なので、画面が見やすく、コンパクトで軽く、電池が長持ちするのが良いマシンだと思っています。
O2 Xda IIsは画面が見やすいです。また、VGA機と比べてコンパクトで軽めで、他のキーボード内蔵マシンと比べて薄いことが多いです。
小さなiPAQシリーズと比べると、h4150やrx3715と画面サイズは近いです。筐体は少し縦が長めです。


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現在のメインマシンZaurus SL-C3100と比べると、SL-Cのヒンジ分はO2 Xda IISの方が細いです。

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SL-C3100と厚さを比べると、断然O2 Xda IIsは薄いです。SL-C3100の本体分くらいしか厚みがありません。


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大容量バッテリを装着したOQO model 01+と比べるともちろん薄くて小さいです。


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小さなiPAQ h4150と比べるとO2 Xda IIsは厚いです。


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rx3715が割と近い大きさです。(サムキーボードを取り付けていないときの)rx3715よりO2 Xda IIsの方がわずか厚いです。


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O2 Xda IIsはこの形でQWERTYキーボード内蔵です。


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クラムシェル型ではなく、スライド式にキーボード面が姿を現します。


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プチプチキーボードです。出っ張りが少ないけれど、かなりクリック感はしっかりした感じです。

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小さなiPAQシリーズのサムキーボードと似ています。ENTERの位置も同様で打ちやすいです。
O2 Xda IIsでは「,」カンマや「.」ピリオドがシフトなしで打てるのが使いやすいです。これは小さなiPAQシリーズで言葉を綴るのに障害になっていた部分なので、うれしいです。
反面、キーの出っ張りがないため、たとえば左下のFnキーは縁に指が当たって押しにくいです。Fnによるテンキー部分に記号が割り振られていないため、「^」「<」「>」といった記号がなく、ソフトキーボード頼みになってしまいます。
片手打ちは出っ張りが少なく、またスライドした分薄くなるためホールドが弱まり、打つのにストレスがあります。Treo650やTreo700あたりは別格とすれば、サムキーボードとしてはiPAQと同程度で、十分実用的で打ちやすいキーボードです。


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キーの横ピッチはOQO model 01+とそう大きく変わりません。


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現在のテキスト入力マシンZaurus SL-C3100と比べると、もちろん横幅がずいぶん狭いです。Zaurus SL-Cシリーズのキーボードはよく出来ています。OQO model 01+のように碁盤の目型より、キーボードらしく斜めにずれている方が打ちやすく感じます。ちょっと代わりがないところです。


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キーボード標準装備のPocketPCを求めたのが購入理由です。
目的は、EBtWMを動かすことです。

個人的な好みで、WM5はイヤです。PocketPC2002からユーザーの立場での根本的な機能は進化が乏しい割に、仕様が微妙に変わっていて非互換があります。画面ローテーション機能の入ったPocketPC2003SEあたりが古すぎず良いかもしれません。本来日本語版でない小箱を日本語化するのに、メモリに余裕があると何かとやりやすいです。そうして検討すると、1年半前の機種なのに、HTC BlueAngelが良さそうです。耐えられないくらい分厚かったり重すぎたりすることがありません。128MBのメモリをストレージとプログラム実行用に自由に割り振れます。入手性が悪いのと価格が高いのが問題です。たまたまタイミングよく、pocketgamesで購入画面に進めました。ラッキー。

関西のソフマップを覗いたら、W-ZERO3の中古が2万円代で各色並んでいたので、値段を考えればそちらが安いのですが、ぼくの生活圏では実速度の遅いWILLCOMでしか移動中に通信できないキャリア縛りマシンです。ずいぶん人気で売れたらしいので、W-ZERO3での動作確認は買った方々におまかせという感じです。


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大きさ比較の最後に、C700/C750用のバッテリーと裏蓋に交換したSL-C760と比べます。SL-CシリーズはO2 Xda IIsよりヒンジ部分だけ横幅が広いです。O2 Xda IIsはその分幅が細く握りやすいです。やや丸みを帯びた筐体も良い感じです。ちょうど一年前のpocketgames平野さんによるO2 XDA IIs(HTC BlueAngel)レビューに「HTC製のマシンはどれもグラマラスだが、XDA IIsはもう最高にセクシーである。」とあります。
持ちやすいだけでなく、トップが重そうに見えてもバッテリーが下側にあるため、重量バランスも悪くありません。
バッテリ部分の平面があるため、Treo650のように持っただけで気絶するような快感ではありません。


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5キーのナビゲーションパッドは、大変実用的で使いやすいです。筐体の握り心地とナビゲーションパッドの押し心地は、O2 Xda IIsの性格を形作っています。クリック感が明快で、指が必要以上にきちんとひっかかって方向キーを押すことができます。
もう少し曖昧でソフトな感触でもいいでしょうけれど、このメリハリが性格だと感じます。豪勢そのもののスペックと合わせ、エキセントリックな外見で、でも中身は破綻せず常識的です。


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スライドさせてキーボードを出した状態で、ナビゲーションボタンに親指をかけると、形、重量、ホールドのバランスがとても良いです。使いやすい!


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フルスペックでダイナミックで高機能です。その割に、コンパクトに収めています。


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文市(あやち)=青野宣昭