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ようやくCLIE




iPAQ写真

ワイドハイレゾ薄型CLIEが初めて発売されました。
OggVorbisプレイヤーとして大活躍です。



802.11b 転送レート改善ソフトウェア (3/11/2004作成)
PRG-TH55新発売 (2/28/2004作成)


802.11b 転送レート改善ソフトウェア (3/11/2004作成)



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今日、「省電力モードによる動作時、接続するアクセスポイントによっては転送レートが遅くなる場合がある問題の対処」として、CLIEのサポートページからダウンロードできるようになりました。
省電力モードは、使わないようにしていましたが、これで省電力モードにしても大丈夫になるなら歓迎です。iPAQ h4150はTH55より無線LANの感度も良く通信も安定していますが、無線LANを使いっ放しにすると電池食いです。TH55で省電力モードが使えるようになるなら、無線LANを常用しても電池が保つので大変有難いです。
今までTH55は省電力モードにすると遅いだけでなく、不安定になることがあるため、省電力モードは使い物にならないと判断していました。
比較的迅速に修正プログラムが出てきたのは好感触ですが、せっかくインストールした「CLIE Update Wizard」では出てきません。不具合修正ではないということなのか、「CLIE Update Wizard」のバグなのか、サイト構成の不具合なのかは不明です。


PRG-TH55新発売 (2/28/2004作成)



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今、CLIE PEG-TH55を愛用しています。なんと言っても、ようやく待ち望んだ仕様のCLIEが出たわけですから。
CLIEといえばクリクラさんと、クリクラさんのBBSがおすすめです。そちらへどうぞ。

ここでは、ぼくの用途に沿って、少しだけ。



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Treo90なきあと、ぼくのPalmデバイスはHandEra330まで後退していました。m500も初代モノクリもグラフィティエリアの感度がわるくなるまで書き潰してしまいました。変幻自在のHandEra330が意外に長持ちしていました。無線LANでsyncできるというのも大きなポイントだったと思います。
TH55はデクマ日本語で文字入力もGraffitiよりだいぶ快適になりました。どうせ「p」で環境設定にフォーカスしないのなら、graffitiはいりません。


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TH55を買ったのはワイドハイレゾ薄型だからです。欠陥小箱NR70の頃から持ち望んでいた仕様です。いくら、「320×320」などと解像度をうたっても、画面自体が小さければ、ぼくには見にくく、ほとんど意味がありません。ぼくがケータイをメインにしないのも、画面の絶対的な大きさのためです。あんな豆本みたいな小さな画面でQVGAがVGAになろうがXGAになろうが、読書に耐えません。
CLIEのハイレゾ「320×320」も、だから「240×320」のPocketPCの画面の方がずっと見やすいと思っていました。UX50はそれ以外の点でも論外ですし、NR70にはじまる系列も、デカい重い厚いそのくせ所詮ビューアでしかないPalmOS、的外れな仕様だと感じていました。NR70でひどい目にあってNX70を重ねて買うほどSONYファンではありませんし。

ようやく望ましい仕様のCLIEですが、バックライトを消すとC1ザウルスに面積、見易さで負けています。半透過液晶としてはiPAQ h1920に大きく劣っていることは繰り返すまでもありません。


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それでも、A300のはすっぱなau製液晶に比べると、とても上品で質の良い描写です。

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SL-C700のビュースタイルと比べると、高精細な描写で負けていますが、それ以上にフォント表示システムの致命的な貧弱さが表に出ます。極小、小、細、超大ボールドの4種のフォントが基本で、普通の大きさのボールドが存在しない欠点は何も直っていないようです。英数字だけボールドになるのはPalmOS日本語版の仕様という名のバグだとずっと思っているのですが、直る気配はなさそうです。Palmの本質って文字ビューアなのに。
まあ、店頭で見れば分かるので、C700みたいにメモリ不足の欠陥小箱よりましでしょう。


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口汚い文句はともかく、久しぶりにPalmデバイスを常用すると、楽しいものです。知らなかったのですが、SmbMate 1.0 alpha.3でWindows共有フォルダの読み書きができるようになっていました。素晴らしい!SL-C760の内蔵メモリやSDから無線LAN経由でデータを抜き出して移行できるのは楽です。TH55の「SDカードスロットがない」という致命的な欠点があまり気にならなくてすみそうです。


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USBマスストレージ機能「DataImport」も素晴らしいです。Fedora Core1 から普通に/dev/sda1として認識し、mountできました。日々のデータの流し込みはこれでおっけーです。


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なるべくなら使いたくないメモリースティックですが、「CF 4 IN 1 Adapter」経由でCFスロットの機種で扱えます。「CF 4 IN 1 Adapter」にメモリースティックPROの256MBを挿したら、SL-C760やhp200LXからも読み書きできました。便利です。
それにしても、いったいいつになったらSONYはメモリースティックをやめてSDにしてくれるのでしょうか?βのときは技術的に優れていると思っていたからこそ応援していたのですが、メモリースティックはユーザーにとっては迷惑でしかありません。


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本来の用途、読書はPook v2でT-Breakした.bookが読めています。(GENIOe以外の)PocketPC2003より快適です。アンチエイリアス機能がない、フォントの選択肢が狭いという欠点はありますけれど。


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Windows上の話ですけれど、無線LANによるHotSyncも快適です。
設定は、ぼくは最初できませんでした。muchy.comのFAQを読んで、それでもできず、再度見直してようやくできました。とても分かりにくいですね。
今はWindowsをメインで使っていないし、そもそも「シンクロ」自体ぼくの使い方とあまり合っていません。常用PC環境Fedora Core 1とはシンクロではなくmountしてデータの相互利用をしています。


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シルクの着せ替えはWonderSilk+絹丸で楽しんでいます。


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ああ、CLIEで楽しんでいるなあ、と実感できる瞬間です。


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THe GO! GO!とDefaultCaputureでスイッチ類をカスタマイズしています。NNsiの操作も快適です。


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文市(あやち)=青野宣昭