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●小さいPocketPC hp iPAQ h1920
安価(メーカー直販19800円:1920台限定)で小型軽量なPocketPCが発売になりました。
●細かい話 (7/19/2003作成)
●テーマの作成 (6/21/2003作成)
●ICカード公衆電話 (6/19/2003作成)
●リンク (6/16/2003作成 8/8/2003更新)
●PowerBankで充電 (6/12/2003作成)
●h1920にインストールしたソフト (6/12/2003作成)
●h1920で外付キーボード (6/11/2003作成)
●他のノートPCと赤外線でファイル転送 (6/11/2003作成)
●第一印象 (6/9/2003作成)
細かい話 (7/19/2003作成)
付属のUSB接続・充電用アダプタは、h1920に挿すとACアダプタ接続用プラグが下になって、h1920が斜めに置かれます。
なんだかコネクタにストレスがかかって接触不良になりそうな気がして、ネジを二つ外してぐるっと180度開店させました。
この状態でも、コネクタにストレスはかかりそうですけれど、少しは斜めになるのがマシになった気がします。
テーマの作成 (6/21/2003作成)
米microsoft社のPocketPCダウンロードページのPowerToys for the Pocket PCからTheme Generator v2.0 for Pocket PC 2002をダウンロードできます。これを使い、ベース画像やメニュー配色等を指定して簡単にテーマを作成できます。画像のクリップや位置合わせも簡単にできるようになりました。
「Create a new Theme」をクリックします。
「Browse」ボタンで壁紙にする画像を選びます。
「Modify this image」ボタンでPocketPCの画面サイズに合わせられます。v2.0になって色々細かい調整ができるようになりました。
※画像データの著作権はオーガストさんにあります。
「ご案内」ページの「■素材について」「■当ホームページ内のデータ・素材について」に従い、無断転載禁止です。
メニューの背景は壁紙通りにすることもできますし、別のファイルを指定して、壁紙同様に細かく調整して合わせることもできます。
実用的なテーマにするには、色を薄くしてメニューの文字を見やすくする方が良さそうです。
最後にバーやメッセージウインドウの配色を指定します。
作成したテーマファイルの保存と同時に、PocketPCへ自動転送・設定も可能です。
オーガスト オフィシャルHP内の画像データでテーマを作ってみます。
まずは『プリホリ』です。
※画像データの著作権はオーガストさんにあります。
「ご案内」ページの「■素材について」「■当ホームページ内のデータ・素材について」に従い、無断転載禁止です。
テーマのデータ自体の配布は行っていません。とても簡単なので、同様の手順で作成をお楽しみください。
続いて「はにはに」です。
テーマのデータ自体の配布は行っていません。とても簡単なので、同様の手順で作成をお楽しみください。
Theme Generator v2.0 for Pocket PC 2002には、Theme SwitcherというTodayプラグインも含まれています。
ICカード公衆電話で、通信してみました。
h1920で通信するには、USBで母艦とActiveSyncでつなげるのが一番簡単で手っとり早いです。
何も設定の必要なく、普通に通信できます。母艦と接続したときに適当に巡回しておいて、後で閲覧する使い方には最適です。
気づいたときにh1920でちょっとしたコメントを書いて、母艦とつなげた時に投稿する程度の頻度なら快適です。ぼくは、通常はこの方法で利用しています。
単体通信の場合、Irしかありません。Ir-Trinityなどの赤外線通信アダプタを利用してドッチーモや携帯電話で通信するか、ICカード公衆電話を利用するか、といったところでしょう。
ICカードの度数が余っていたので、Irで公衆電話通信を試してみることにします。
設定は簡単で、気をつける点は、モデムの追加設定で「S100=1」と入れることです。
向きが多少傾いても安定して通信できます。横向きなので、画面を見ながらじっくり操作をするのは向かない感じです。
Pocket WZ MAIL、InternetExplorer、ぽけギコで問題なく通信できました。意外に高速で便利でした。たまにはこんなレトロな感じの通信も良いものですね。
リンク (6/16/2003作成)
WindowsCE FANEで、shindoさんによるiPAQ h1920のちょっといい音楽の鳴らし方が公開になりました。定番のSony製の3.5m→2.5m変換プラグの紹介だけでなく、h1920のオーディオ設定にイコライザーの機能がついていることに触れられています。(8/8/2003)
GEOMETRIC SPACEで、霧島さんの素晴らしい「iPAQ Pocket PC h1920 インプレッション」が公開になりました。(6/16/2003)
付属の充電用アダプタのプラグは一般的なものでした。手許にあるダイヤテック株式会社の携帯用外部バッテリー PowerBank for GENIOe (PE-0505A)で充電できました。h1920は意外に十分電池が保つ印象ですけれども、泊りがけの外出でもACアダプタ等、色々代替手段がありそうです。
hp iPAQ h1920はメモリ34MBしか使えません。トゥルータイプフォントを4-5種類いれたらT-Timeがメモリ不足で動作しませんでした。ありゃ。
h1920は、通信関係がほとんど使えないので、単体通信を完全にあきらめてしまえば、環境もすっきりします。通信関係のソフト、ネットワーク関係のソフトはいらないし、解凍ソフトの類も使わないことに気づきます。一度まっさらにして環境を作り直しました。
たくさんソフトを入れるより、使うソフトだけにしたらすっきりしました。この際、さいすけ 2002もDMoney for Pocket PCも外してしまいました。
以下、画面キャプチャはrCEでとりました。
RubyReader
- ブックリーダーとしておすすめのテキストブラウザ。2.0以降はシェアウェア
画面は、CHEEBOWさんのフリーウェアPiloWebで巡回したテキストの閲覧です。
T-Time for PDA
- アンチエイリアス表示が特徴のドットブック形式電子書籍ビューア。テキストやHTMLも閲覧可能です。 画面はみかちゃんフォントによる表示です。
ドットブックは、電子文庫パブリやPDABOOK.JPなどで購入できます。
『ブンコビューア』ダウンロードサイト
- XMDF形式電子書籍専用ビューア。アンチエイリアス表示はできないものの使い勝手は良好です。
XMDF形式電子書籍は、ザウルス文庫で買えます。
幻色鉛筆2
- 素晴らしいお絵描きソフト。幻彩2もねふぁさんの作です。ぼくは幻色鉛筆2のファンで、もちろんレジストしてUNDO機能もあるプロ版を使わせていただいています。このためだけにiPAQ h1920を買うのも悪くないと思います。もば絵なら断然PocketPCです。
NextTrain for PocketPC
- ご存知定番時刻表ソフトのPocketPC版です。NextTrain for TodayというToday画面に表示するプラグインソフトもあります。
NextTrain用時刻表データは、TBL(NextTrain用時刻表データ)ファイル作成CGIでzipファイルをダウンロードするか、NextTrain用Proxyで駅の時刻表のURLを入れてコピーアンドペーストして作成できます。
PocketTV Classic
- スムースな再生のPocketPC版MPEG1プレイヤーです。個人利用フリー。VIDEO CD形式の動画なら問題なく楽しめます。
Buckingham EB Player for PocketPC
- ドネーションウェアの電子ブック/EPWINGプレーヤー。素晴らしく良くできています。辞書ならこれで決まり。
HikaruCE
- 光の辞典 ビューア。光の辞典自体持っていなければ新たに買うほどの辞書ではありません。ヒット数が多いと表示が非常に遅いソフトですけれど、さすがiPAQ、h1920だとそこそこのゆっくりさで表示でき、非実用的ではありません。
えここ de ふぁいと! 体験版
- 体験版ながら、傑作アクションゲーム。とりあえず、やりましょう。
手のひらの幼なじみたち…
- PocketPC上でWindows用18禁ゲームを・・・。
PocketPCでPCゲームを持ち運ぼう!も情報が分かりやすいです。
Pocket WZ EDITOR 2.07
- CE定番ソフトもPocketPC対応。含PWZ Filer, Memo, Grep, Mail(NIFTY,NEWS,BBS)。次期3.0はβテスト段階です。
もみぢブレード
- ボタンカスタマイズBtnPlusはとても便利です。
AbsoluteSimpleClose
- タスク終了ソフトです。
Nyditot Virtual Display
- $19.95の仮想画面設定ソフト。大画面をスクロール、縮小、回転等。iPAQ h1920で使えています。H/PC用四川省もプレイできるようになりました。
iPAQ1920はCFスロットもUSBホスト機能もSDIOもありません。しかも下端のコネクタにはシリアルが出ておらず、iPAQ用のキーボードが使えないことが知られています。
単体通信はIrのみです。
このあたりが、hp iPAQ h1920は割り切った使い方のみだと理解しないと安物買いの銭失いになる所以ですね。
通信はしない、ネットに繋がない、メールもウェブも見ない、LANもあきらめる。それは良いとしても、喫茶店で座って少しのテキスト打つのにキー入力したくても、外付キーボードはつながらず、Decuma Japaneseすら使えないのは痛いです。
ところが手許に、IrKB101という、PS2キーボードアダプタがあります。いしじま☆だいさんに布教されて日本橋ジョーシンテクノランドで買った逸物です。
これってどうだろう・・・ということで、早速試してみました。
Linux Zaurus用に買ったので、添付のCD-ROMすら開けていませんでした。中を覗くとWINCE3というフォルダにドライバらしきファイルが・・・。お。
IrKB101.dllを\Windowsフォルダに放り込み、En_IrKB.exeを実行します。メッセージに従ってリセットします。
SIPに「IrKB101 PS/2 Adapter」が追加されました。試しにPocket Wordを立ち上げ入力してみます。SIPを選び[Enable]ボタンをおすとキーボードが使えるようになります。
キーを打つと画面に文字が出ます。動く!かな漢字変換も大丈夫です。日本語入力までできるのは予想外でした。
拍子抜けするほど、あっさり動いてしまいました。
jornada568では接続はなんでもLANで行っていました。ところがiPAQ h1920ではLANカードが使えません。
やむなく、母艦PCとはUSBでActiveSyncを利用することにします。当初SDカードにcabファイルを放り込んでソフトインストールしていたら、あっと言う間に内蔵メモリがなくなってしまいました。64MBだと思っていたら、使えるのは半分だけのようです。
母艦はそれでいいとして、出先などで他のPCからファイルをコピーしたいときはどうしよう、と思っていたところ、Windows2000のノートPCとは標準で赤外線でファイル転送できて一安心でした。
第一印象 (6/9/2003作成 6/10/2003更新)
hp iPAQ h1920がようやく届きました。
hp directで注文して一日はステータスが空白、その後二日間ステータス「生産中」、「配送中」になってから土日含めて三日待ちました。
まずは比較です。
左がHandspring Treo90、右がZaurus SL-A300、そして真ん中がhp iPAQ h1920です。
SL-A300とほぼ同じで、Treo90より縦が長いです。
厚みはTreo90より薄いです。カバーを外したSL-A300の方がわずかにスリムです。
SL-A300と比べると、縦も横もほとんど同じ大きさです。
ヘッドホンジャックはSL-A300同様2.5mmです。一般的な3.5mmの方が良いです。付属品に2.5mmのインナーイヤー型ヘッドホンが付いているので不満は大きくはありません。
実際に持った感触はTreo90によく似ています。SL-A300とは別次元の握りやすさです。
筐体下半分の握りやすさは秀逸で、ふくらんでいるわけではないのにPalm m100シリーズを思わせます。
液晶の見やすさは素晴らしく、美しいです。
バックライトを消すと真っ暗です。
半透過型カラーTFT液晶ですが、ほとんど透過型と言ってよいでしょう。
jornada568のDecuma Japaneseは機種判定で使えません。CFスロットがないのでAir-H"等で通信はできません。LANカードもささりません。大体SDIOですらありません。
「使えないじゃん!」と言われそうですけれど、電子書籍を読むには現時点で一番の小箱だと思います。
テキスト閲覧に加え、mp3を聴いたり、爽やかゲームを楽しむには適したスペックでもあります。
小さく軽く持ちやすく画面が見やすいことが大事なら、素晴らしい小箱です。これで側面にジョグがあれば名機だと断言するところです。
ぼくはとても気に入りました。Treo90を使うのをやめ、かわいいビューアはiPAQ h1920で決まりです。
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文市(あやち)=青野宣昭