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SL-C3000 二段CFスロット化

C3000写真


iPAQがメインマシンの日々から

C3000写真
au回線とBluetoothの快適なアクセスが理由で、iPAQがメインマシンの日々が続いていました。
702NKを試したのをきっかけに、回線環境が一変し、iPAQが使いにくくなりました。現在試行錯誤中ですけれど、阿川さんのMPlayerをきっかけにC3000を再びいじりだしています。
C1000は購入しませんでしたけれど、C1000の2スロット化はむつかしそうです。でもC3000なら簡単です。問題は分解の敷居が高いことです。そこで、一切分解せずに、2スロット化できる手順を検証しようと思います。今回の手順のために、C3000を事前に分解して構造を再調査していますが、煩瑣だし写真も撮っていないので割愛します。デジカメは今回からW21CAIIのお料理モードです。
とりあえず、工具を取り出します。セロテープとホットナイフです。


開口部の大きさ

C3000写真
まず、事前に開口予定部分に油性ペンで線を引きます。写真の線はちょっと失敗で、事前分解時に位置合わせをTYPE IのCFでしていたために厚さが足りずに後から削り直さなくてはなりませんでした。「^ Conpact Flash」の文字を丸々切取るくらいが適切です。


下部切り取り

C3000写真
両脇にホットナイフを入れて、予定の厚さまで切り込みを入れます。これで筐体下部の白い部分が裁ち落とされます。


上部切り取り

C3000写真続けて横にホットナイフを入れていき、銀色の部分を切取ります。
4mmほど奥までナイフを差し入れる必要があります。


MDガード黒枠切り取り

C3000写真マイクロドライブを囲う黒枠樹脂部品の一部を切り取ります。開口部両脇に沿ってナイフを入れます。厚さは1mm程度です。
ぼくは基板やハードディスクを傷つけないようにと気を使っているうちに、つい開口部を醜くしてしまいました。しっぱい失敗。
どうせ交換するハードディスクなので壊すのは覚悟して、さくさく切った方が良さそうです。


残骸

C3000写真切り取ったのはこれだけです。後から厚みを増やすために削ったのでカスが多いですけれど、作業自体はホットナイフさえあればごく簡単です。汚くしてしまった開口部を整えるためにヤスリをとりだしました。手先が器用で注意深ければ特に必要ないでしょう。


ハードディスクの取り出し

C3000写真今回の作業で一番難易度の高いのはこれかもしれません。無理矢理斜めにぐいぐいやるとスロットを壊しかねないです。ぼくは既に換装済みだったのでピンセットで引っ掛けて取り出せました。
オリジナルのMicrodriveの場合シールでのっぺりしているので中心部の引っ掛かりが使えないはずです。4GB Microdriveの場合、両脇の凹みに金具を引っ掛けて均等に力をいれつつ慎重に引き抜くのが良いでしょう。スロットのピンを折ったりすると1台買い直しの悲惨な結末になるので時間をかけて慎重に作業するのが無難です。
言うまでもなく、自己責任です。壊したらメーカーに迷惑をかけることなく、素直に1台買い足しましょう。


CF取り出しテープ

C3000写真無事取り出せたら、セロテープを貼って取り出しタブにしておきます。


完成

C3000写真ハードディスクを元通り入れて、普通に起動するか確認します。大丈夫、下のスロットで通信カードも正常に動きました。
問題なく動作したら、SL-C3000の二段スロット化改造の完成です。


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文市(あやち)=青野宣昭