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SL-C3100 C3000との違い

C3100写真

SL-C3100がSL-C3000とどう違うかというと、標準カーネル・メンテナンスカーネルでのキー連打レスポンスの向上、切腹してダブルスロットでのHDDがQtopia稼動中抜き差し自由、hdd1のイメージやアップデータを持ち歩かなくても安心、内蔵CFにHDDを使っているC3000よりレスポンス改善といったところがすぐに思いつきます。
見た目では、キーボードのキートップデザインの変更、色の変更があります。
「コンテンツザウルス」C3100はコンテンツが売りのようですが、ぼくは速攻差し替えてそれらのコンテンツは入れておらず、強いて言えばC3000でも使っていた乗換案内くらいです。「コンテンツ」タブの各アイコンはタップされずじまいです。

ぼくがひとつ驚いたのは、C3000と同一だと思っていた筐体が別物だったことです。C1000のときに変わっていたのでしょう。C1000買う気が全くなかったため細かい点までチェックしませんでした、というかC1000はほとんど手に取ったこともありません。店頭で一度持ち上げて軽いなと思った程度だったような。
C3000筐体下部は、背面板がわずかに出ていてひっかかりを覚えたものですが、C3100は逆に背面板より筐体底面がわずか出ていてなめらかになっています。C3000では4箇所のゴム足の下にへこみがあるだけですが、C3100ではゴム足の周りをさらに盛り上げています。
C3000(ぼくが使っているのは発売直後に購入したロットです)でキーボードの中心部分の剛性感が悪く、キートップが沈んだような感じで打ちにくさを感じた部分もC3100ではきっちりと打ちやすくなっています。


C3100写真
SL-C3100にもスペシャルカーネルを入れてみました。動画再生で試します。640x480フルに動くと精細な画の良さがあります。ZPlayerビデオ再生時にBatteryPlusで02000218にできます。確かC3000では02000218はどうにも不安定で02000214に止めておいていたはず、とC3000で試すとC3100同様の設定で再生できます。ありゃ、これじゃ変わりないな。C3100でも02000218だと途中で再生が終わってしまったりするし。

C3000ではアプリケーションはhdd2にインストールしていましたから、起動時に時間がかかってもアクセスランプの点滅であまりストレスを感じませんでした。C3100は実時間は短くなったものの、アクセスランプが点かないのでどうも待たされている数秒不安になります。あれれ、これじゃC3000の方がいいみたいな。

C3000で不満だったのは~/の空きがごくわずかな点でした。残り2MB未満だと、どうも気分がよくないです。C3100は普通に空きがあってほっとします。

ぼくの使い方では、今のところC3000でもC3100でもあまり変わりがないようです。個人的な好みでは、白より黒の方がしっくりきます。C3100はC700やC760を標準バッテリーにした厚さより、薄すぎずに文字入力がしやすいこともあり、常用マシンになっています。
iPAQ rx3715やhp100/200LXから常用マシンをC3100に移した理由は、ひとつは6GB CFを入手してHDDへの不安が解消したこと、もうひとつはフルブラウザ(Opera7.6)搭載ケータイW21CAIIに移動中ウェブブラウズなどを移行し、相方常用マシンには文字入力のしやすいマシンを欲したことが理由です。そういうわけでC3000でもC3100でも変わりなく感じるのでしょう。日本語入力はキーボードと日本語変換がC3000とC3100で基本は同一なものの微妙に改善されているので、C3100を中心に使うようになっています。
C3100についてはC3000のときの環境をほぼそのまま利用しているので、正直あまり書くことがないのですけれど、常用マシンとして重宝しています。


C3100写真
SL-C3100とW21CAIIがいつでも持ち歩きマシンになっています。


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文市(あやち)=青野宣昭