文市の小箱茶室
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Link:2006/05/05 07 新岡山港
Link:2006/05/05 08 土庄
Link:2006/05/05 09 銚子渓
Link:2006/05/05 09 激坂
Link:2006/05/05 10 四方指
Link:2006/05/05 11 寒霞渓
Link:2006/05/05 13 福田港
カプセルホテルを出て、南へ。フェリーに乗って島へ渡ることにしました。国道2号を延々進むのは勘弁です。
岡山駅周辺から新岡山港までは意外に距離があります。いくら走ってもたどり着かない。途中コンビニでパンだけ調達、ケータイの時計をみると出港まで十分ちょっと。ギリギリアウトかな?スパートをかけてフェリー乗り場到着です。入札のおじさんに「乗船券は?」と聞くと「建物入ってすぐ左!」と素早いレスポンス。無事自転車大人一名1035円を払ってフェリーに乗船できました。
Link:2006/05/05 小豆島の5月
連休のフェリーは家族連れが多いです。うどんも食べられるようです。無理にコンビニ寄らなくてもよかったのかな。パンを飲み込んで、展望デッキに出ます。瀬戸内海を船は進みます。デッキチェアに寝転んで少しうとうとします。
フェリーで1時間10分、小豆島土庄港に到着です。
土庄港ではおなじみの平和の群像を見に行きます。そうそう、ここから出発しなきゃ。
Link:2006/05/05 小豆島の5月
世界一狭い土淵海峡を渡り、自転車を走らせ、馬越への登りにかかります。いい登りです。小馬越で飲料補給に自転車を降り、ウインドブレーカを脱ぎます。まだまだ寒霞渓へのアプローチでもない、小豆島では平地です。でも結構きつい登り。今日は暑いな。
小馬越で息を整え、馬越まで登りきります。そして馬越からは下り。せっかく登ったのに、まだまだこれからきつい登りなのに、下りです。みかん畑の緑を左に見ながら、銚子渓へと進みます。上りになります。道は高度を上げ、見晴らしが良くなります。峠道みたいだけど、ここはまだアプローチ。右に左に大きく曲がり、猿山の道を上ります。そしてあの標識にたどり着きました。
やっとここまで。銚子渓です。
Link:2006/05/05 小豆島の5月
銚子渓で十分休憩をとり、水分を補給します。ここからが本番。BD-1Cで来たときはギアを一番軽くしてもまともに走れず、数十回休みながら登りました。ロードの方がギア比が厳しいです。登れるのか、押しじゃないと無理なのか。
気合を入れて、登りだします。きっつい。休まず登る。激坂は意外に斜度を変えながら続きます。ずっと18%が続くいうわけじゃないんだな。でも長い。暗峠は別としても、この激坂はやはり有数のきつさでしょう。ああ、でもBD-1で登ったときよりずっと楽です。というか小径折り畳み自転車でここ登るのは間違ってるかも。
水をこまめに飲みながら登ります。まだ続くのかな、とGPSを見るたび、まだまだほとんど進んでないことに気付かされます。午前中なので車通りが少ないのがありがたいです。木陰を走るなら続きますが、日をさえぎるものがない場所はかなりつらいです。無理せずゆっくり。休まず降りず足を付かず。登る登る。
登り始めて1km位経ったか、あれだけ痛かった尻が痛くありません。腿も脚も痛くなくなっています。あ、痛みを感じなくなってる、脳内麻薬だなあ。楽で楽しいけれど、微妙に吐き気があるのはまずいかも。暑い、ちょっと軽い熱中症気味かな。身体を相談しながら登りつづけます。大丈夫そうだな。午前中なので気温がまだ上がりきっていないのが幸いです。一度も休まず走りつづけていますが、無理せず少し休憩をはさんだ方がいいかも。GPSの地図で四方指に近づいているのが分かります。坂はまたかなり急になっています。よし、と木陰を選んで石垣に手をつきます。降りて休むほどではないけれど、呼吸を整えて熱さを和らげよう。1-2分呼吸を整え、続きを登ります。小豆島頂上の四方指が近い景色だと記憶が教えています。
そうだ、前登ったときは疲れ果てて四方指展望台も行かずに寒霞渓へ下ってしまったんだった。今日は四方指展望台まで上り詰めてみよう。
Link:2006/05/05 小豆島の5月
四方指交差点で右折、四方指展望台方面へとゆるやかな上りを進みます。まずは突き当たりの大観峰へと進みます。自転車から熱い身体を降ろします。
見事な景色です。
登って来たなあ。小豆島の内海を見下ろし、岬の分教場の辺りを目で追います。
しばらく見事な景色を眺めてから、展望台に登ります。ぐるり360度の見晴らしです。全部海だな、やっぱ島なんだ。
脳内麻薬が尽きない内に、寒霞渓まで進むことにします。しばらく下るけど、寒霞渓の手前で少し上り坂があります。脚の痛みが再発したら上り坂はかなりきついはず。
四方指交差点に戻ります。看板に警告が書かれています。重大事故発生区間。教習所でたいてい習う、ブレーキが利かなくなる現象。無茶な坂道だものなあ。
ウインドブレーカを着て、首までジッパーを上げます。下りだ。行くぞ。
Link:2006/05/05 小豆島の5月
寒霞渓でオリーブソフトクリームです。
前来た時のおいしいジュースがなくなっていたのは残念です。オリーブソフトクリームは香りが良くてなかなかおいしいです。
昼近いけどどうしよう。流しそうめんとカレーライスかうどんならここで食べられるけど。
まだちょっと上りもあるし、身体が冷え切らないうちに、海岸線まで走りきってしまおうか。ソフトクリームを食べただけで、寒霞渓を後にします。
Link:2006/05/05 小豆島の5月
寒霞渓から少しゆるやかな上りを進み、そして下りに突入です。
右に左にくねくねと曲がりながら、延々斜度10%程度の下り坂が続きます。BD-1Cだと神経を擦り減らしてしまう苦手な下り坂も、ロードだと楽に走れます。路面を眺めていると、その通りにバイクが進みます。
途中、左へ大きくUターンするように曲がり、福田港への道へと入ります。こちらの道もなかなかの急坂、厳しい場所には斜度13%の標識が見られます。ロードだと特に問題なく下ります。新緑の小豆島の風を楽しみながら走ります。延々下って下って福田港までたどり着きました。
乗船券を買います。自転車込みで1670円はなかなか安い気がします。神戸と小豆島を結ぶびっぐあーすは経営不振でとうとう航路が消滅してしまったようですが、姫路航路は客が多く並んでいます。
時間があるので、ふらふらと道沿いの食堂まで行って、おばあちゃんのオムライスを食します。戻るとちょうど入港していました。さくっと乗船。靴を脱いで絨毯に寝転がります。仰向けに寝転がると身体が絨毯に押し付けられるように脱力、一瞬で眠りにつきます。
Link:2006/05/05 小豆島の5月
今日のルート
ハンディGPS「etrex VISTA 日本語版」のトラックデータ(trk60505.trk trk60505.zip 18,195bytes)をカシミール3Dで表示し、注記したものです。
まあ、イラストマップのようなものなので、正確な道や細部は、別途正確な地図をご参照ください。
距離は47km、移動時間4h17m、停止時間1h32m、総上昇量997mでした。
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文市(あやち)=青野宣昭