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2005/07/30 さぬき

輪行写真
Link:2005/07/30 05 雨の週末
Link:2005/07/30 09 高松
Link:2005/07/30 11 四国村
Link:2005/07/30 13 平賀源内
Link:2005/07/30 15 大串
Link:2005/07/30 16 津田の松原


2005/07/30 05 雨の週末

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天気予報は雨です。
自転車を担いで早朝部屋を出ます。甲子園口の駅の改札の窓は施錠されていて、呼んでも駅員さんがいませんでした。青春18きっぷの日付印はあきらめて中に入ります。05:54の普通電車西明石行に乗車して、朝食のパンをパクつきます。
西明石で姫路行乗換。姫路で普通列車岡山行を待って乗換、意外に問題なく座れました。姫路で岡山行普通に乗ると、青春18きっぷの時期が来たんだと実感します。やがて座席は満席になって発車します。
岡山で快速マリンライナーに乗換。乗換時間8分で、トイレに行ってお茶を買っただけでした。ここまで一度も車掌が来ずに、青春18きっぷに日付印を押してもらえません。快速マリンライナーでようやく日付印をもらえました。



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雨が降りそうな神戸の空に比べ、薄日の差す曇り空になっています。せっかくの週末が雨なので、朝Yahoo天気予報であまり降らなさそうな地域を探して、今日は高松に行くことに決めました。空海の故郷です。

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2005/07/30 09 高松

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岡山からマリンライナー15号に乗ると、瀬戸大橋を渡り、すぐに高松に到着です。
自転車を組み立てて、琴電を眺めながら出発です。琴電の線路にからむように東へ進みます。今日は空海の風景はパスし、平家の海を眺めるコースです。



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屋島が見えて来ます。屏風のような独特の形状の島で、今では半島です。
ケーブルカーで屋島山上に登ろうと思って乗り場に行くと、運休してしまっていました。残念。有料道路を登る訳にもいかないだろうから、四国村だけ見て行くことにします。

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2005/07/30 11 四国村

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かずら橋を渡って村内に入っていきます。



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四国村は四国各地から移築された民家33棟が当時のままの姿で復元され、村のあちこちに点在しています。小豆島農村歌舞伎舞台、円形の砂糖しめ小屋、三方開きの茶堂、洋風の灯台退息所、各地の特色があらわれた猪垣、楮蒸し小屋、鹿威しの原理で臼を衝く添水唐臼小屋、主屋・隠居屋・納屋の三棟が真っすぐ横に並ぶ平家落人伝説で名高い祖谷山の山村農家、そして久米通賢先生旧宅など。



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かずら橋を渡って村内に入っていきます。



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懐かしい感じでゆったり楽しめます。



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順路最後の旧吉野家住宅は伊座利地区の漁師の家です。昔この付近に鰤の大敷網があり、よそから網元が進出してきて大量が続き、大枚の金を持ち帰るのを見て地元の漁師が奮起し、借金をして大網を張ったところ、不運にもその年から不漁が続き大損、他の地区ではみな住宅の改築をしたのに、ここだけは昔のままの漁師の家が残り、いまは貴重な文化財となった、という説明文があります。



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四国村下にあるうどん屋「わら家」に入り、釜揚げうどんの中ジャンボを頼みます。だし醤油と生姜が出て来ます。広い店で待つうちに、巨大な釜揚げうどんが出て来ました。湯気で視界が塞がれます。食べる食べる。おいしくいただきました。

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2005/07/30 13 平賀源内

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四国村の後、東の庵治町の半島をぐるりと回るコースを取ります。左に屋島を見ながら石屋の並ぶ道を進み、岬へと走ります。



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アップダウンをこなしてはしると、瀬戸内の多島海を眺めながら走れます。



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半島を回り終わると、国道と琴電に沿って東へ行き、平賀源内先生遺品館を探します。



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迷いに迷ってから平賀源内旧宅到着です。
銅像が建っています。源内が伝馬町の獄中で五十二歳の心馴染まぬ生涯を終えると、杉田玄白はひそかに遺体を引き取り、浅草総泉寺に埋葬、そのほとりに碑を建て、「あゝ非常の人、非常の事を好み、行い非常、何ぞ非常の死なる」と記したと言います。



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平賀源内先生遺品館に入ります。源内のエレキテルが展示されています。カッパに地獄に呼ばれる「根南志具佐」も展示されています。



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森羅萬象(桂川甫粲)の一首や司馬江漢の銅版画、杉田玄白の書状なども展示され、興味深いです。
前野良沢は出てこないものの、「風雲児たち」の登場人物を感じさせる展示で、ぼくにはとても見ごたえのあるものでした。



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隣の旧家でエレキテルを実際に回して電気が生まれるのを楽しめます。源内は結婚しなかったけれど、妹が家を継いでその子孫今は七代目が住んでいるそうです。

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2005/07/30 15 大串

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平賀源内旧宅を後にして、さらに東へ進み、再び半島の岬へと進路を取ります。
岬の山道をこなしながら走ります。多島海の景色は美しく、曇っていたはずの天気は日が差して汗が噴き出ます。
大串自然公園までたどり着きます。今日は何かコンサートで奥の道へは進めませんでした。それでも十分に堪能できる景色です。厳しいアップダウンを走ります。斜度標識を見ると斜度12%、きついはずです。



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森田童子の歌を歌いながら岬の山道を走って行きます。



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逆光線、さよならぼくのともだち、海岸線に降りたら地平線、下りでスピードが出ているときは雨のクロールです。森田童子は間違いなく夏の歌ですけれど、運動中にはあまり似つかわしくないかもしれません。「行ったことのないメキシコの話を~君はクスリが回ってくると~」「安全剃刀が優しく~ぼくの~手首を~走る~」「だから~ぼくはいつも~地平線の向こうで死にたいと思います~」
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2005/07/30 16 津田の松原

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道の駅津田の松原に到着です。洗面所で用を足し水を飲んで松原を海岸まで歩きます。泳ぐにはちょっと疲れているし、30分ほどで高松行普通列車を捕まえられそうな時間なので波打ち際を散歩するに止めます。



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道の駅に戻って、しょうゆ豆ケーキと室戸海洋深層水100%使用土佐の文旦しぼりDRINKを買い、ベンチに座り込んで補給します。曇りところにより雨の予報で日焼け対策をしてこなかったので、真っ赤に火傷しています。ふう。



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讃岐津田駅まで走ります。駅は改装工事中で、トイレも仮設です。



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駅前のベンチにしばらく座り込み、10分前になったのでホームに渡ります。夏の日差しは傾いて、穏やかな光景です。



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高松まで普通列車で脚を延ばします。mp3プレイヤーで森田童子を流してみます。可愛い高校生が乗ってくるぐらいで、車内は空いています。汗がひいて、レーパンジャージがベタベタします。高松駅に着いたらトイレですっかり着替えます。落ち着いた。マリンライナー52号の自由席に乗り、瀬戸大橋の眺めを楽しみながらSL-C3100のEBtでプチプチ輪行記を綴ります。

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今日のルート

ハンディGPS「etrex VISTA 日本語版」のトラックデータ(trk50730.trk trk50730.zip 16,021bytes)をカシミール3Dで表示し、注記したものです。
まあ、イラストマップのようなものなので、正確な道や細部は、別途正確な地図をご参照ください。
距離は60.5km、移動時間3h33m、停止時間1h55m、移動平均速度は17.0km/h、全体平均速度11.1km/h、総上昇量830mでした。
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文市(あやち)=青野宣昭