文市の小箱茶室
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●六甲山一周
ウエムラパーツ
今週仕事で大阪靭公園近くまで行った帰りに、ウエムラパーツに初めて行ってみました。冬物ウェアが激安で、長袖ジャージなどを喜んで買って来ました。ぼくはモンベルなどのハイカー用のウェアをずっと愛用していて、いわゆるロードの人が来ているような専用のサイクルウェアとは無縁でした。一応レーパンは持っていますがあまりはきませんでした。ヘルメットは必ずしています。
この夏に、乗鞍をレーパンで走ったらとても快適でした。レーパンの良さを心底実感しました。でもスネを晒しながら走るのも抵抗があり、梅田GAREのサイクルワールドでロングのレーパンを買って、このところもっぱらそちらを愛用しています。ふくらはぎをかるく締めるようにサポートされるのがとても気持ち良いのです。上はなぜかヨドバシカメラ梅田店で叩き売りをしていたモンベルのサイクルジャージと同じくモンベルのサイクルベストです。最近寒くなって来たので、ウエパで長袖ジャージを調達したというわけです。ウエムラパーツであれこれ買っても他店でジャージ一枚を買うより安かったりするのは驚きでした。
鷲林寺TT
昨日の土曜日は出勤で、朝起きてせめて自転車通勤しようとしたら、雨が結構な降りで、担いだBD-1を部屋に戻してサイクルジャージ一式もすっかり着替えて出直しになりました。残念。
日曜、早朝は降っていたものの午前中は曇りのようです。夕方からまた雨のようです。遠くに行くのでなく、近場でビンディングペダルやジャージの出番があるコースということで六甲山に決めます。まずは夙川学院-鷲林寺南口の鷲林寺タイムトライアルから。
10/31/04 9:26:11 鷲林寺です。夙川学院前信号から鷲林寺南口バス停まで18:35かかりました。先週の日曜に同じ場所で測ったときは買ったばかりのSPDペダルで必死に走って17分丁度でした。フラットペダルのときの20分よりは確実に速くなっています。今日は六甲山に登るためのアプローチなのでマイペースで登りました。途中の夙川短期大学では学園祭、女子学生達で華やいだ道になっています。鷲林寺南口バス停のベンチに座り込んでhp200LXを取り出してぷちぷち。
六甲山最高峰
鷲林寺から走り始めます。綺麗な道が出来ていると走ろうとして良く見ると自転車通行禁止でした。戻って旧道を走ります。
途中、GIOSのMTBに乗ったおじさんに追い付きました。「フロント1枚か?」と聞かれたので、走りながら少しおしゃべりしました。プジョーパシフィック18も持っていて、現在リアを改造中だそうです。ぼくのBD-1C2000年モデルはBD-1Wやカプレオのようにフロントディレイラー台座がないのでフロント2枚化はむつかしそうでやめていますけれど、結構改造している人って多いんでしょうか。そういえば故障したところは交換しますけれど、基本的に吊しのままで乗っているので改造ネタは良くわかりません。そのうち、ぼくは坂が急になると息が続かなくなり、足付き休憩で水を飲んでいるうちにMTBのおじさんは休まず登って行き、そのままちぎられてしまいました。
今日はちょっと疲れているのか、ペースを上げられません。昨日も出勤で仕事疲れが取れていないのでしょうか。足付き休憩を6度も重ねてしまいました。完全復活の美恵子さんに到底及びません。エンジンの差でしょう。ヘロヘロ走っていると、後ろからタッタカ音がします。車にしてはエンジンの音がしないなと振り返ると、人間でした。
・・・ええええ!!!真っ白な歯の笑顔のおじさんランナーです。すっと抜かれます。こっち自転車、あっち歩行者なのに。「がんばれ、もうちょっと!」と逆に励まされます。「はい!」と答えるうちに、おじさんランナーは軽快に走ってカーブの向こうに消えて行きます。斜度12%の標識が立っている、西宮側から六甲に登るのに一番キツい辺りです。たしかにこちらは時速4km程度ですけれど、この急坂を平地のランニングコースのごとく高速で走って消えるおじさんにはびっくりです。六甲山には鉄人が棲む、そう思い知った日でした。
芦屋有料道路の分岐まで登ると、鉄人ランナーおじさんは料金所で折り返して下るところでした。
「上まで?」「はい!」「がんばって!」「ありがとうございます!」
まるで立場が逆なような気もしますけれど、実力がこの通りですから本人達には自然な会話です。
芦有道路の分岐から先は一度も休まず走ります。カーブNo.118からNo.117の辺りで下界の景色が眺められるようになってからは、楽しい気持ちになって完全にマイペースになっています。一軒茶屋の前で先ほどのオレンジGIOSのMTBおじさんが一服しています。挨拶をして最高峰までの急坂を駆け上ります。
10/31/04 11:09:13 六甲山最高峰到着です。鷲林寺門前のジュースの自動販売機が2台並んでいるところからの所要時間は2時間7分でした。記念写真を撮り、座り込んで休憩します。
SPDペダルにしてもっと楽に登れるかと思ったけれど、斜度10%を越える坂道では心肺機能の限界が来てしまっていけません。短い距離でのタイムトライアルではかなり効果が出ていますし、短距離の上りでで爆発的にダッシュをかけるのにも引き足は大きな効果があります。けれど、海岸線近くから高度931mまで登り上げる場合、体重と車重をそれだけの位置エネルギー分上げる体力というか、瞬発力だけでないエンジンが必要です。心拍数が上りきってしまうようでは機材がいくら良くても楽に速く登れるものでもないようです。ロード買うより精進が一番なのかもしれません。
六甲山上
ウインドブレーカーを着込み、一軒茶屋の自動販売機で温い缶紅茶を飲みます。ここから、気持ち良く六甲山上を縦走します。下りがキツすぎず、適当に曲がりくねった道で、周囲の木々は色付きかけたり枯れて葉が落ちたり様々な姿ですけれど、尾根道を高速に走って行くときの景色の展開はたまらない楽しさです。苦しんで登ったごほうびというところでしょう。たっぷり時間をかけて縦走します。車が意外に少なかったのがさらに良かったです。ちょうどお昼時だったからかもしれません。
六甲山上を抜けて、今日は再度山を通らず直進します。自転車には地獄の国道428号線に突き当たります。左折して神戸方面に下りるのは路肩狭く車多く下り坂が急で、あまりに怖いので、右折してしまいます。山の中に開発された地域を下って行きます。山の街などの前も通って行きます。そして谷上まで進みます。
10/31/04 13:38:07 ココイチで遅い昼食。谷上周辺の食べ物屋を眺めてると猛烈に空腹を感じてしまいました。そういえば正午を大分回っていました。ハンガーノックになってもおかしくない状況でした。
有馬
谷上から、神鉄に沿ってだらだら上って行く有馬街道を進みます。花山から次第に路肩が狭く走りにくくなります。有馬口でようやく地獄の三田行き県道を離れます。車が少なく、走りやすくなります。良い感じです。けれどアップダウンがかなりきついです。ふんばって有馬温泉到着です。
10/31/04 14:35:51 有馬温泉に着いて、金泉の前まで行ってみると人が多いです。温泉に入るのは今日はパスすることにします。飲泉だけコップ一杯いただきます。早くも雨がパラついてきたので、あまりゆっくりできなさそうだし、この後も実はかなりキツい登りが待っていて、汗をかきそうなのもあります。
太閤橋のベンチでLXを取り出してぷちぷち打っていると、画面とキーボードが雨でビショビショになります。雨が徐々に本降りになってくるようです。路面が心配なので出発します。
宝塚へ
10/31/04 14:56:57 有馬ワンワンらんどまで登り上げます。たしかキツい登りはこの辺りまで。ここから雨に濡れた路面を強烈なダウンヒルです。今日はゆっくりいこう。ウインドブレーカを羽織り、車が途切れるのを待って、宝塚へと六甲山下山開始です。
実際はワンワンらんどの後もアップダウンが続きます。六甲山の花崗岩質の山肌が眺められます。やがて道は六甲山塊から宝塚歌劇場の建つ武庫川へと急激に高度を下げて行きます。
宝塚から小林、武庫川サイクリングロードへと繋いでクア武庫川で一風呂浴びます。温泉に入ると股が擦れて痛いです。今まではサドルを大分下にしてあり、長距離では座る位置を変えて同じ所が痛まないよう調節していたようです。ビンディングペダルだとピタリと位置が決まってしまうので擦れてしまったようです。
今日のルート
ハンディGPS「etrex VISTA 日本語版」のトラックデータ(trk41031.trk trk41031.zip 23,913bytes)をカシミール3Dで表示し、注記したものです。
まあ、イラストマップのようなものなので、正確な道や細部は、別途正確な地図をご参照ください。
距離は76.4km、移動平均速度は13.8km/h、移動時間5h31m、停止時間2h5m、最高速度41.9km/h、全体平均速度10.0km/h、総上昇量1563mでした。
そんなに登ったとは気づきませんでした。体調がそれほど良くない割りに力尽きた感じはしないので、SPDペダルのおかげかもしれません。今までより、遠くへ速くいける、そんな効果があると感じます。
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文市(あやち)=青野宣昭