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高野山

輪行写真


輪行写真
風邪でしばらく自転車自粛、恒例のワイン城合宿等、おさんぽくるくるはしばらくお休みでした。
ようやく痰も出なくなり、秋の空が気持ち良くて、突然明日一日休暇を取ることに決めました。
どこに行くか。秋の山の空気が吸いたいな。生石高原なんかよかったな。そうして、高野山に行ってみることにします。
翌朝目覚め、朝食を食べてから、トレンクルで出発です。電車を乗り継いでなんばに出ます。近鉄、じゃなくて今日は南海だった。通勤ラッシュの地下道を流れに乗って歩き、南海乗り場へ。
急行高野山極楽橋行に乗車します。
途中の駅で、前4両に乗り換えます。前は遠足部隊で座席が埋まっていました。学文路を過ぎ、ハイキングコースへ行くのか、遠足部隊も降りると、車内は再びガラガラになります。


高野山上

輪行写真
終点極楽橋駅でそのままケーブルカーに乗り継ぎます。改札がないので輪行は楽です。
ケーブルカーが急角度に昇って行くと、山が色づいていきます。高野山駅に到着です。
駅前でトレンクルを組み立てます。タクシーの運転手が話しかけてきます。道路道を行くと紅葉が綺麗だそうです。お礼を言って走りだします。
坂!高野山上まで鉄道利用で楽をしたけれど、高野山上も一応アップダウンは激しいです。トレンクルで休まず走れる程度なので、丁度良い軽い運動です。
所々で叫び声を上げるほど紅葉が美しいです。気持ち良い!


壇上伽藍

輪行写真
たいした距離を走らず巨大な大門です。ここから高野山の町が続いています。


輪行写真
壇上伽藍にトレンクルを担いで入ります。金堂から順に見ていきます。紅葉が輝いています。不動堂から金剛峰寺へと続く道のもみじは朱くまぶしく燃えています。


金剛峰寺

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金剛峰寺を回り、11時半になったので昼食にします。交差点の食堂でうどん定食を腹にいれます。


輪行写真
苅萱堂まで所々紅葉を覗きながら進みます。朝は曇っていたのに、いつの間にか晴れて、澄んだ青空が美しいです。
秋の空気がおいしいです。


輪行写真
苅萱堂の横の清高稲荷にお参り。もみじの落ち葉で鳥居の内側が朱く染まっています。


奥の院

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一の橋から奥の院を目指すことにします。ここからの杉木立の参道は、担ぎです。


輪行写真
トレンクルを肩に乗せててくてく歩きます。杉木立の下、巨きな大名の墓が居並ぶ間を担いで歩きます。
武田信玄の墓の前でベンチに座って一休み、SL-C760を取り出してぷちぷち。澄んだ空気が心地よいです。
さらに延々墓地を歩き、弘法大師の廟、奥の院までお参りします。
参道は杉木立ですが、奥の院周辺でも紅葉を楽しめます。ずっと自転車を担いでいるので、いくら軽いトレンクルと言っても疲れます。


輪行写真
中の橋会館まで出て、甘味処に入ってぜんざいを食べます。ふう。表面が焦げたお餅がなかなか良い感じです。


霊宝館

輪行写真
さて、ここから高野山上を戻って行きます。途中、霊宝館に寄って見ます。そういえば今日は堂内拝観してないので初めて600円払って入ります。


輪行写真
重文の嵐です。写経なども保存状態が良いです。まあこれだけ世間から離れた山の上だと、なかなか時の政治や戦争に関わるのも遠いでしょう。
南海電車とケーブルカーがなければ、とてもここまで来れないものなあ。


帰途

輪行写真
大門で高野山の町を出て、駅へ向かいます。途中、坂道が厳しく、2度ほど立ち止まって息をつきます。ひい。
道の脇の紅葉や、連なる山の稜線、緑の山肌をまだらに彩る紅葉を楽しみながら、澄んだ空気を吸って走ります。気温13度です。
ケーブル高野山駅に着くと、タクシーの運転手が「お、早かったね」と迎えてくれます。挨拶をして、トレンクルを折り畳んで輪行します。


今日のルート

ハンディGPS「etrex VISTA 日本語版」のトラックデータ(trk31030.trk trk31030.zip 6,610bytes)をカシミール3Dで表示し、注記したものです。
まあ、イラストマップのようなものなので、正確な道や細部は、別途正確な地図をご参照ください。
距離は15.8km、移動平均速度は9.2km/h、移動時間1h43m、停止時間1h27m、最高速度44.7km/h、全体平均速度5.0km/h、総上昇量261mでした。
輪行写真


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文市(あやち)=青野宣昭