輪行＠＠（おさんぽくるくる）塩飽諸島ほんじま

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●塩飽諸島ほんじま

瀬戸内の島に、海水浴に行って来ました。

夏到来

夏が来ました。天気も良さそうなので、早速海に行くことにします。水の綺麗な砂浜ということで、瀬戸内の島に行ってみます。
朝、洗濯をしてベランダに干している最中に、坂行が回転椅子に乗せた洗濯かごを取ろうとして、くるりとバランスを崩してベランダまでひっくり返り、大泣きをします。泣き止んだらベビーカーに乗せて直ちに発進、出発です。岡本から三宮、地下鉄で新神戸。のぞみ5号博多行に乗車します。西行の新幹線は久しぶりです。坂行は新神戸の駅で買ったリモーネを飲みたがります。
岡山に着くと晴れています。さすが晴の国。エレベータが一緒の家族に、アンパンマンですかと聞かれます。なんのことだろう。ホームに下りると琴平行アンパンマントロッコ列車が止まっています。なるほどー。こちらはすぐに発車する南風5号の方に乗り込み、1号車BC席に着きます。新幹線は14号車13番AB席で、C席が空いていたのでゆったりできました。南風は窓際が全て満席で、通路を挟んで隣の席です。瀬戸大橋を通るので、窓際指定は人気なのでしょう。小学校は今日から夏休みでしょうし、夏旅行スタートな感じです。
南風5号で瀬戸大橋を通りながら、塩飽諸島を眺めます。瀬戸内だなあ。南風は児島の次は丸亀に停車です。

丸亀駅前　骨付鳥　一鶴

一鶴で骨付鳥をいただきます。ひなどりは柔らかく、おやどりは歯ごたえがあります。坂行はとりめしを喜んで食べます。これが丸亀の骨付鳥かあ、おいしいなあ。満足の昼食で気付くと船の時間です。うちわミュージアムはパスして、丸亀港へ向かいます。本島汽船の窓口で「ほんじままでおとな二人と一歳児」「子供は小学生からです。片道大人二人1060円です。そこの船にもう乗れますから」という感じで乗り込みます。

本島汽船

本島汽船のブルーオーシャン２に乗船、高速線です。定員78名程度の船でした。デッキに出ると楽しい！

レンタサイクル

14:03:47
本島到着です。本島の港でレンタサイクルを借ります。交通機関はコミュニティバスが日に数回回るだけでないに等しいので、港のレンタサイクルで自転車くらいしか選択肢がありません。
このレンタサイクル、手入れの良くない廃品利用風のママチャリが港の待合室に置いてあって、それを借りる形です。1台1日千円、返せば500円バックで500円で一日乗り放題ということになります。もちろん借ります。
「どれか良さそうなのを選んで」と言われ、空気圧などを確かめます。1台だけ子供用座席の付いたママチャリは即決定。もう一台はやや小径のものを選びます。
とても久しぶりにママチャリに乗ります。うわ、乗りにくい。ハンドルが異様に近く、前傾どころか後傾姿勢になります。車重は重い重い。思った方にうまく曲がらず、前になかなか進みません。漕ごうとしてもペダルは重くてなかなか回りません。
それでも、歩くよりはずっと速いし楽です。

パークセンター

港のすぐ隣の本島パークセンターの観光案内所のカウンターに置いてある地図を頂きます。誰もみかけませんでした。たしかレストランでもあるはずなんだけど。
パークセンターの隣は、泊海水浴場です。環境省　快水浴場百選に選ばれた上、「島の部特選」になっている、美しく水質の良い海水浴場です。

西回り

泊の砂浜でテンション上がりまくりです。屋釜まで自転車で回って泳ぐことにします。珍しくレンタサイクルを借りたことだし、ぐるり海岸沿いを走って行くことにします。西回りの道路を走ります。ママチャリ辛い。そして厳しい登り坂です。すぐにあきらめて押しが入ります。自分の自転車なら一気に上り切るような坂ですけれど、この自転車では膝を壊しそうです。

輪行写真

塩飽諸島は大小の島があります。本島の南にはひょうたん型の牛島が見えていて、東には瀬戸大橋が長く伸びて続いています。見事な景色です。いえ、それ以前に、この海の青、山の緑、浜の白、そして空の青はどういうことでしょう。都市とはまるで違う色です。島、すごいなあ。

輪行写真

西回りの道は、アップダウンが厳しいです。所々押して歩きます。自動車は港を少し離れてから、1台も通りません。いえ、自転車すらみかけません。動くのは鳥や虫ばかりです。
どこまで走ったか良く分からないので、F-01AでGoogleMapを見ます。丁度真ん中くらいまで来ていました。こんな小さな島で自転車で一周1時間半と書いてあったので、なんでだろうと思っていましたけれど、重いママチャリではそうかもしれません。
輪行写真

西回りも後半は割りと楽になりました。ママチャリのペダリングに少し慣れたせいもあるかもしれません。
ふと海を見下ろすと、目的の屋釜海水浴場が見えていました。

屋釜海水浴場

入口が分からず、通りかかったコミュニティバスの運転手が親切に教えてくれました。
屋釜海水浴場は、人間はカップルが一組、以上です。空、海、緑、浜、皆きれいです。早速服を脱いで海に入ります。

輪行写真

14:51:12
屋釜海水浴場で嫁さんと坂行と泳ぎます。去年海で大泣きした坂行は、今年は大喜びで海に入ってバシャバシャ遊びます。良かった、めっちゃ楽しそう。
15:50:01
休憩で丸亀で調達したいちご大福を食べた後、脇の堤防へ行きます。坂行は貝殻を拾って離しません。カニが沢山います。磯遊びの後、港へと戻るべく、服を着て出発します。

瀬戸大橋眺望

ここからは東回りで帰ることにします。結果として本島を自転車で一周することになります。
海岸からすぐに登りが始まります。なかなかの激坂なので、迷わず押して歩きます。
登りが終わると、瀬戸大橋をあちこちで眺めながらの走行となります。気持ち良いです。

笠島まち並み保存地区

17:02:16
瀬戸大橋を眺めながら一つ峠を越えると、笠島の町並み保存地区です。マッチョ通りが良い感じです。路地を抜けて塩飽勤番所と小学校の前を通り、泊港に戻ります。

泊海水浴場

港で自転車を返し、水分補給して、泊海水浴場まで散歩します。透明な水の海に入ると足が冷たくて気持ち良いです。いいなあ。写真を色々撮って、港に戻ります。

ほんじま丸

大人二枚1060円の乗船券を買って船に乗ります。行きはブルーオーシャン2という船でしたけれど、帰りはほんじま丸という車両も乗せられるフェリーで、客席も二階建てです。
坂行くんは泊海水浴場の前からずっと寝ています。びくともしません。

輪行写真

港の手前を歩いていて、父親と小学生4人娘らしきグループが自転車で通り過ぎました。どうやらそのままフェリーに乗ったらしく、自転車が船腹にありました。

帰宅

*18:06:44
丸亀港に着いても坂行は爆睡中、丸亀駅ですぐにきっぷをとります。南風22号とレールスターを乗り継ぎで購入です。南風22号が入線してびっくり、アンパンマン列車でした。列車側面にびっしり絵がかかれているだけでなく、車内の天井までアンパンマンの世界です。は、はげしいな。
19:13:19
岡山でひかりレールスター574号に乗り継ぎます。岡山駅で駅弁を買います。味折小町とおむすびコロリンです。お腹が空いています。坂行もぱくぱく食べます。
20:42:06
岡本ハーゲンダッツで4種1カップ500円の25周年記念カップを食べて帰ります。

今日のルート

ハンディGPS「etrex VISTA 日本語版」のトラックデータ（trk90718.trk trk90718.zip 9,603bytes）をカシミール３Ｄで表示し、注記したものです。
まあ、イラストマップのようなものなので、正確な道や細部は、別途正確な地図をご参照ください。
距離は15.5km、移動時間1h11m、最高速度36.3km/h、移動平均速度は13.1km/h、獲得高度154mでした。

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文市（あやち）＝青野宣昭