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琵琶湖

輪行写真



おでん残念

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土曜日は琵琶湖おでんライドなのですけれど、スケジュールが合わず参加できません、涙。残念のあまり今日は当てもなく琵琶湖にフラフラと出かけてしまいます。前回の琵琶湖びしょ濡れライドの続きのつもりで米原に行こうと思っていたはずが、乗った新快速が近江今津行、湖西線に入ってしまいます。堅田駅に着いたときは既に10時前。この時間にスタートしてもまともに一周できません。早起きすれば良いのでしょうけれど、昨日は日帰りの関東出張で疲れはて、今朝起きたら始発電車はとうに出た後の時間でした。
11/23/05 9:52:03 堅田駅前で自転車を組み立て出発です。
まずは道の駅米プラザまで行き、そのまま大橋を渡り始めます。歩道を走り、左を見ると琵琶湖の景色が広がります。前回は雨雲に覆われ始めていた琵琶湖も、今日は快晴です。見晴らしの良い大橋を渡ると左折して湖岸を走り始めます。さざなみ街道と言うのでしょうか、歩行者自転車道が延々続いています。段差がきびしくて、すぐに車道に出て走り始めます。今日はロードです。30km/h台後半で走り、ふと横を見ると、歩道は自転車が走りやすいように段差がなくなっています。自転車歩行者専用道に戻り、どんどん先へと進みます。


国民休暇村

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近江八幡国民休暇村方面への進路をとります。この道は車が少なくとても走りやすかったです。アップダウンもほとんどありません。
たしか前回は8時スタートで雨の中米原にお昼頃着いたはずです。その後土砂降りの中たーぼうさんは湖北へと進み、ぼくがすすめた奥琵琶湖パークウェイでだいぶしんどかったそうです。おかしいなあ、奥琵琶湖パークウェイはマキノ側から海津大崎桜の時期に走ったら、登りはあったけれどとても気持ちよい自転車向きの道だったような記憶があるんだけれど。今日は確かめておこうと思います。
休まず走る走る。雨の中はスピードを出せず距離をかせげませんでしたが、今日はどんどん走れます。そういえばあのときは整備不良甚だしいBD-1Cでした。今日はEDDY MERCKX Team SC + new 10's 105です。先が長いので30km/hを切らないように気を付けて走ります。


長浜城

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見覚えのある米原駅への交差点を過ぎます。ここまで約2時間。ちょっとハイペースすぎるくらいです。ここまではたーぼうさんに連れられて一度走った道でしたけれど、ここからは未知の世界です。スピードをぐっと落として慎重に進みます。しばらく走ると、眼前に城がそびえ立ちます。おお。長浜城です。すげー。


賤ヶ岳

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長浜観光プランはまたの機会にして、今日はロードで先へと進みます。国道の車道ですが、路肩が広くなく走りにくいです。山が見え、道は国道は山へまっすぐぶつかっています。歴史上有名な賎ヶ岳です。国道はトンネルへ入ります。


鮒寿司

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11/23/05 13:20:56 水の駅に到着、昼食休憩にします。
3時間強、走り続けました。前回びしょ濡れライドの米原まで2時間、そこからさらに1時間走って、賎ヶ岳トンネルでごっそりスタミナを削られました。狭くて長い国道のトンネル、路面はガタガタ、迫り来るトラック、長さ850mの賎ヶ岳トンネルを抜けきると、(もう国道トンネルはイヤだ!)と心底思います。
水の駅で海老かき揚げを買います。300円払うと、1パック手渡されます。かき揚げ三つくらいかと思っていたら、パックからはみだしそうなくらいで、10個は入っています。食堂に入り鮒寿司茶漬けを頼みます。かき揚げをがんばってかじりながら、鮒寿司。妙な臭いはするけど美味しい。これが有名な鮒寿司かあ。小鉢で付いてきた甘露煮おいしい。で、鮒寿司茶漬けも最初は美味しかったです。だんだん鮒寿司の頭が分解し、鮒寿司の身がバラけて混ざってくるとすっぱさが増します。やがてえづきの閾値を越えたらしく、ヤバ目な状態で食べ進みます。(これは辛くないトムヤンクンなんだ)と自分をだましてなんとか食べきります。奥琵琶湖の鮒寿司と言えば珍味中の珍味とは聞いていましたけれど、寿司の状態では普通においしかったので、鮒寿司茶漬けのボディーブローを甘く見ていたようです。完食して水の駅を後にします。


奥琵琶湖パークウェイ

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さて、ここまでずっとフラットな道でした。ここから湖北です。直進すれば余呉湖から北陸へと抜ける道、左折して湖北の楽しみ、奥琵琶湖パークウェイを目指します。壁のような坂が見えますが、その手前を左折して細い道へ入ります。こちらが奥琵琶湖パークウェイへのアプローチです。夜間通行止めの標識を過ぎ、長いアプローチの登りへ取り付きます。
先ほどまで湖面近くを走っていたのに、登り坂を右へ左へと進むうち、ふと視界が開けると、湖面は眼下に遠く、鏡のように景色を映して下に広がり出します。いいなあ。登りが長いけれど、斜度はきつくありません。登り登って月出の峠に届きます。琵琶湖の湖面がはるか下になっています。うーん、すばらしい。最高です。



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ちょっと下りの後、長い長い登りになります。奥琵琶湖パークウェイに入ったのです。
紅葉がとても美しいです。グラデーションのある紅葉が、午後の傾いた陽を浴びて、見事に輝きます。奥琵琶湖パークウェイ、車通りも少なく、琵琶湖一周のハイライトです。登りが長いので、ロングライドの途中だと辛い感じです。湖西側から登ると斜度がけっこうあるので、長浜側からの方がゆるやかな分、登りの距離が長いのかもしれません。
でも国道のトンネルに苦しめられることを考えれば、この景色を楽しめるのですから、ぼくは奥琵琶湖パークウェイ、おすすめです。



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峠道を走ったことがないと辛すぎかもしれませんけれど、たーぼうさんやYoshiさんならきっと楽勝ではないかと。あ、でも琵琶湖一周をなるべく効率的に走るためのルートという意味では、たしかにきつすぎるかもしれません。ぼくはここの景色目当てで来ているようなものなので、琵琶湖一周にはこだわっていないです。今日も疲れたらさっさと輪行してしまうでしょう。なるほどようやく分かった気がします。
でも、やっぱり、おすすめということにしておきます、奥琵琶湖パークウェイ。
さて、見覚えのある場所に出ました。観光客がたくさんいます。ここからは激しく下りです。覚悟を決めてシフトアップ、苦手な下りにそのまま入ります。


湖北

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くだるくだる下る。そうして湖面まで下りきってしまいます。湖面は近付いた太陽でまぶしく輝いています。
湖北の入り組んだ湖岸を、力を抜いて走ります。太陽は湖面にすっかり近づき、奥琵琶湖は夕映えに彩られ始めています。
山が湖にせりだす地形を過ぎ、海津大崎を走ります。だいぶ腿が疲れてきています。がんばれば一周できそうです。でも、一周せずに手前の駅から輪行で帰ってしまうのがおさんぽくるくるっぽくていいような気がしています。


海津大崎

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マキノ町に入ります。しばらく走ると前方に自転車3人組を発見、追いすがります。なかなか追いつけません。マウンテンバイクではなくローディーか。ようやくおいつくとやはりロードの三人組です。最後尾はコルナゴかな。



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後ろについてしばらくペースメーカーになってもあります。ロードでもこれくらいの無理のないスピードなんだ。時速20km台後半です。無理に30km/hキープしようとすることもなかったかな。だいたい後ろに付いて走れば異様に楽です。そうか風避けになるってこういう感じかなのかな。
30分ほど引いてもらって回復したので抜いて先へ進みます。道はやがて左折、湖西の道へと続いていきます。マキノ駅で輪行しようと思っていたのに、いつの間にか通り過ぎてしまっていました。そうだ近江今津からななら列車の本数が増えるだろうから、近江今津まで行こう。


今津浜

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ふと横を見ると今津浜との看板です。げ、もう着きそうなんだ。
浜に出ます。今日はほとんど写真を撮っていないので、撮影にいそしみます。
今津駅を探してうろうろ行きつ戻りつ。ようやく発見、輪行します。
11/23/05 16:13:13 近江今津駅から、新快速姫路行に丁度乗車できました。ラッキー。


今日のルート

ハンディGPS「etrex VISTA 日本語版」のトラックデータ(trk51123.trk trk51123.zip 15,023bytes)をカシミール3Dで表示し、注記したものです。
まあ、イラストマップのようなものなので、正確な道や細部は、別途正確な地図をご参照ください。
距離は126.0km、移動時間5h6m、停止時間0h53m、最高速度48.4km/h、移動平均速度は24.7km/h、全体平均速度21.1km/h、総上昇量579mでした。
輪行写真


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文市(あやち)=青野宣昭