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●紀州びんちょうタン
雅な流れ橋
3日には雅な嵐山ポタでした。昼からフルーツフラワーパークで毎年恒例の一泊合宿があったので、集合場所に顔を出すだけになりました。スワンさんに再挑戦は次の機会になりました。
背割堤で皆を見送ったときはさみしかったです。走りたいなあ。その分、三田からフルーツフラワーパクまで走り、翌日は三宮から武庫川まで走っていました。フルーツフラワーパーク合宿は昼からワインを飲みすぎて夜には頭ガンガンしていました。
財布を忘れて
2006-09-01 00:39:21
昨日一昨日とフルーツフラワーパークでした。そこでべあさんから情報と共にびんちょうタンストラップをゲット。なんと南部の梅林から10km余り山側に入ったところに備長炭の振興館があり、みなべ川森林組合のキャラクターがびんちょうタンだというのです。当然、速攻で行くことにします。
朝、甲子園口駅で自転車を袋に収納してから財布を忘れたことに気づいてあわてます。非常用の万札一枚をフロントバッグの底から取り出します。えと、往復電車賃でギリギリ?新大阪まで290円分きっぷを買って改札を通ります。
新大阪でくろしお7号の停まるホームへ行きます。空いてるな。やっぱ行こう。乗車します。車掌さんに特急券乗車券の代金を払います。往復はできるけど、食事代は出ないな。
EBtWMを立ち上げようとすると、ドットネットコンパクトフレームワークのバージョンが古くて起動しません。あちゃー、PCは持ち歩いていないので無理です。Cabで持ち歩いていないと不便でしょうがないなあ。やむなくPWZを立ち上げるものの、240x240は厳しいです。結局UK-Editorの出番となります。
FUJITSU SIEMENSのT830は届いたばかりでほとんど設定をしていません。とりあえずTreo700wと同じ手順で日本語の表示と入力ができるようになっています。
普通のSDカードが使えるのは素晴らしいところです。4GBのSDを入れて、さくさく日本語化しました。Bluetoothはbroadcomのプロトコルスタックなので、HermesのようなMicrosoftのプロトコルスタックをSamsungCPUで動かしたときのような瞬断や音のもたつきはありません。A2DPが快適なのは、iPAQ hw6510同様で、音切れは皆無です。TCPMPでVGAサイズの動画もカクカクせずに普通に縮小再生できています。
キーの取りこぼしがあるのがhw6510と異なる点です。Aキーあたりの反応が鈍いです。大昔のTreoほどではありませんけれど、iPAQ h4150のサムキーボード程度には取りこぼします。うーん、このあたりはHermesの方がいいな。iPAQ hw6510+au BT機最強は崩れないなあ。
FUJITSU SIEMENS T830はUSBをホストに切り替えられます。そこは他と機能を比べて優れた点かな。
道の駅みなべうめ振興館
2006-11-05 11:46:15
南部で降りて自転車を組み立て出発です。
駅前から回り込んで国道に出て線路を越えます。
道の駅みなべうめ振興館の水道でボトルに水を満たします。お金がないので、自動販売機など論外です。
梅ソフトクリーム200円すら買えずに出発します。涙。
南部梅林から山へと国道は続いていきます。このまま進めば龍神温泉まで続いています。今日はロードなのですけれど、気力財力がないのでそこまでは行かない予定です。
国道はやがて離合困難な場所を通ります。変に急な斜度の上りもあり、楽をするにはロードは正解でした。
水を飲みながら走り込んで行きます。南部川村でなくみなべ町です。山に入っても梅の木が植えられているのが南部らしいです。もちろん梅は日本一の生産量です。
やがて、看板が見えてきました。みなべ川森林組合の看板なのですけれど、キャラクターが目をひきます。
紀州備長炭振興館
2006-11-05 12:48:42
備長炭振興館到着です。
ええっと、民家?中にお邪魔します。
うわ。備長炭グッズに並んでびんちょうタンのキャラクターグッズが売っています。
入り口脇でポータブルプレイヤで再生していたびんちょうタンのDVDはスルーして、奥の展示室で備長炭のビデオを見ます。元禄時代に備中屋長左衛門という紀州の炭問屋が普及させた名が残っているのだそうです。みなべ町で、備長炭の和歌山県生産量の5分の1に当たる約2万俵が製炭されているそうです。
窯は最初下半分を開け、原木に火がついたら煙の匂いが変わり、下も塞いでいきます。タイミングは経験によるそうで、親から子に伝えられていくようです。この段階では備長炭ではなく、300度前後で炭化した炭です。
備長炭の原料ウバメガシの原木は極めて堅く、曲がりくねっているため建築用材にはならにそうです。これを伐採して乾燥する前に使うのだそうです。備長炭はたたくと金属音で、表面が鋼より堅いとも言われるとのことです。
普通の炭が焼き終わった後のタイミングで再度燃やすようです。口を開けて空気を送り込み、炎の色を見るそうです。備長炭はここからで、窯の口を開けると中は1,050度とも1,300度とも言われます。吹き出す炎の中に黄金色の炭が見えます。
窯の外に1,000度に焼けた備長炭をかきだします。高温の炎が吹き出します。水を含んだ灰をかけ、鋼の焼き入れと同様の作業を行います。延々6時間続く作業です。
出し終わってわずか2時間後、次の炭の原木を入れなければなりません。窯が熱いうちに次の原木を均等に並べていくそうです。
ビデオを見終わり、館内を見学します。備長炭でできた木琴をたたきます。楽器ができたら演奏するんだろうなあ。
展示を見終わり帰ろうとするとチラシをくれます。11月18日と19日に、「びんちょうタンふるさとの旅 里山体験ツアー(特別参加アルケミスト漫画家江草天仁先生 )」が行われるそうで、「またいらしてください」と言われました。まじめに備長炭の勉強をしていたのに、ダメな人だと見抜かれていたのでしょうか。
外に出ると空腹でくらくらします。もう帰ろう。ロードで下り基調の道を楽しく走ります。山道でも、左右に土地があれば梅畑があります。風に木や草の匂いが感じられ、午後の陽が山肌に当たり、美しいです。
ああ、自転車乗りで本当に良かった。幸せだな。
南部の次の岩代
2006-11-05 14:33:28
南部駅で自転車を袋に収納し、乗車券を買います。本当は特急で帰りたいけど、お金がないのです。
各駅なので岩代でも停まります。今日は降りずに車窓から眺めます。岩代の海岸は今度ゆっくりこよう。
今日のルート
ハンディGPS「etrex VISTA 日本語版」のトラックデータ(trk61105.trk trk61105.zip 7,922bytes)をカシミール3Dで表示し、注記したものです。
まあ、イラストマップのようなものなので、正確な道や細部は、別途正確な地図をご参照ください。
距離は38.9km、移動時間1h40m、停止時間0h45m、移動平均速度は23.3km/h、全体平均速度16.0km/h、総上昇量255mでした。
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文市(あやち)=青野宣昭