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●淡路2007夏
センチュリーライド
恒例となってきた感のある小径車で淡路島一周ですが、よしさんの呼びかけで今年も実行されました。
一周160km、ちょうど100マイル、センチュリーライドです。それを折り畳みなどの小径車で夏に走ろうというのですから、かなり体力を使うイベントです。
走り終わると疲れすぎて身体がボロボロになると分かっていても、淡路島を走る楽しさ、皆と走る楽しさ、自転車が好きな人との出会いはたまりません。
わいわい掲示板でよしさんの案内は「７月２８日（土）たこフェリー岩屋港８:１０集合」とのこと、時刻表を眺め、一本前のたこフェリーに間に合うように明石に行きます。
集合
摂津本山駅前で慌てて折り畳みます。なんとか予定の電車で明石まで輪行します。
たこフェリ－乗り場で、Greenさんとクロケンさんが待っていました。Greenさんは、千葉のサイクルハウスジロのミニベロ新車O2で待ち受けていました。
小径車乗りだけでなく、ロードの人など、今日は淡路を走る自転車乗りがそこそこ多そうです。クロケンさんはもちろん、カッコいい黒BD-1Zです。一緒にフェリ－に乗車します。フェリ－でBD-1乗りを見つけます。お初のぢぃさんと挨拶します。
岩屋港にごんすけさん。イガゾ－さんがイガゾー組のY君こと、26歳の連れと一緒に弁天島から半周してきました。すでに半周とはなんて元気な。ブルホーンKHSは26歳にまかせて、イガゾーさんはビアンキのミニベロに乗ってきています。
Greenさん、クロケンさん、だりさん、ぢぃさん、ごんすけさん、イガゾー組、たーぼうさん、tepさん、さんでーらいださん、あやちの11人11台で出発です。よしさんは用事で後半途中から合流とのことです。
高速巡航
洲本までえらいハイペ－スで飛ばします。時速25-30kmです。さすがについていけない。先行するtep師匠とは離れてゆっくり進みます。
一昨年だったか、tep師匠に謎パラや土生の登坂を圧倒的な力で離された経験から、対抗するのはあきらめます。
謎パラ
洲本でコンビニ休憩をとります。平然としている人と、ぼくのように疲れが出ている人に分かれてきます。うう、寝不足がたたっている。
謎パラの上り坂の手前で自転車を止めて、一呼吸入れます。
ぢぃさんは結構なペースで走っています。クロケンさんも口はともかくしっかり走ります。他の面々は言わずもがなで余裕たっぷりです。特にtepさんと26歳Y君のパワーが爆発です。イガゾー組はすでに4分の3周くらいは走っているはずなのに。
水仙ライン
モンキーセンターで水分補給と記念撮影の休憩となります。
暑いです。夏だ。淡路だ。
南淡
南淡のアップダウンから各自のペ－スになってきます。
ごんすけさんは仁頃を回って完全大回りコースです。ホテルニューアワジの尾根道と福良外周山手前までの平坦路でもそれぞれ分かれて好みの道を走ります。
福良港で1時を回ってしまったので、コンビニ飯で昼食休憩となります。
イガゾー組の二人はすこし先の弁天島がスタート地なので、別れて進みます。
ここ福良まで半周、クロケンさんとぢぃさんがバス輪行で帰途に着きます。
ぼくは福良港ですっかりバテてしまって、半ば本気で帰ろうかと思います。しかし、よしさんにもまだ会っていないのを思い出し、後から逆時計回りで走り出すというよしさんとタッチするまで走ろうと、泣く泣く出発します。
熱中症気味です。福良港を出ると脚が少し攣ります。うずしおとの分かれ道で、暑さでクラクラして気持ち悪くなってきたので、グレーチングに寝転がって体温を下げます。残った勇者たちはみなツワモノです。こっちはヘロヘロなので、無理は禁物。
弁天島海釣り公園
南淡の山岳地帯をようやく抜け、ヘロヘロのまま最後尾で弁天島到着です。
寝転がって休みますが、暑い。ごく軽い脱水症状なりかけなので、水分をたくさんとって日陰で寝ます。
弁天島から見える巨大風車は、また少し数が増えていました。
イガゾーさんたちとはここでお別れです。残りの長距離淡々ロードへと出発です。
サンセットロード
サンデーライダーさんも脚が攣っているようです。ぼくは脚の攣りは治り、日が傾くにつれ体調が戻ってきました。とはいえ、一周後半でGreenさんやごんすけさんに追いすがるようなことはせず、マイペースで進みます。寝不足で熱中症気味になりかけたので、慎重に流します。
ようやく、逆回りで走ってきたよしさんと合流できました。倒れこんで休憩。
日が傾いて涼しくなってくると、どうやら体調が戻ってきました。少しスピードを上げても大丈夫そうです。とはいえごんすけさんには追いつけません。
終盤、だりさんが時速35kmオーバーで逃げを打ちます。5分や10分なら、と追いすがります。結局明石海峡大橋が見えるまで延々ロード並みの高速巡航を続けられ、必死で追いすがりました。
岩屋ではもうボロボロになって口もきけない状態で帰途につきます。た、倒れそうだ。
今度、淡路島一周するときはもう少しよく体調を整えてからにしよう、と教訓になりました。
今日のルート
ハンディGPS「etrex VISTA 日本語版」のトラックデータ（trk70728.trk trk70728.zip 31,052bytes）をカシミール３Ｄで表示し、注記したものです。
まあ、イラストマップのようなものなので、正確な道や細部は、別途正確な地図をご参照ください。
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文市（あやち）＝青野宣昭