文市の小箱茶室
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●天ヶ瀬
奈良線
2004/11/23 11:34:52
干した布団を取り込み、BD-1Cを担いで部屋をでます。JR甲子園口まで行き、ICOCAを叩いて輪行します。
尼崎駅で遅れて入ってきた新快速に乗り換え、京都方面へ。
京都でJR奈良線城陽行に乗り換えます。滅多に使わない路線です。こんな所にホームがあるんだ。木幡で快速列車の行き違い待ち停車します。見ると単線です。車内ものんびりした感じが漂います。
宇治で下車します。青空です。
宇治
2004/11/23 13:15:19
宇治は源氏物語巡りで以前歩きました。今日はまっすぐ平等院へ行きます。
参道の左右にはお茶屋さんが並び、お茶の良い香りが満ちています。
平等院の前で抹茶と茶団子を食します。とっくにお昼過ぎてるよ。茶団子はおいしいです。補給を済ませて出発、宇治川に沿ってのんびり散歩していきます。
天ヶ瀬
平等院と宇治川に挟まれた土手を歩きます。人込みを抜けて、走りだします。宇治川に沿って続く府道3号を走ります。天ケ瀬へと道は上っていきます。急すぎず、良い感じのなだらかな上りです。
宇治川の対岸は錦の丸い山です。丁度日が当たって、今年は控えめな紅葉が美しく眺められます。
上り道なので走るに楽しく、目に美しい道です。
この道はmacbearさんにお教え頂きました。
ほどなく天ケ瀬ダムまで上りきると、水は緑に、対岸は錦に、そして蛇行する道を走ると対岸の山が3Dで展開していきます。道は狭く、所々落石工事で1車線通行になっているものの、この季節の天ケ瀬は本当に目にごちそうです。こりゃ来て良かったな。やや暖かい秋風の日を走ります。
存分に天ケ瀬を堪能して走った後は、滋賀県大津市に入ります。道を下って市街へ近づくと渋滞しています。車をよけながら先へ進み、石山寺へ到着です。
石山寺
石山寺の門前に自転車を停めようとしていると、青いTREKの人に話しかけられます。うらやましがっていると、フレームが曲がってリアブレーキシューを外しているんだと見せてくれました。ご夫婦で石山寺にこられていたみたいです。
カーボンバックだからきびしいかも。鉄なら叩いて直せるのでしょうけれど。あーでもいいなあ、ぼくもロードが欲しいです。
上は綺麗ですよと言われ、石山寺に入ることにします。
参道も少しもみじが見えます。500円払って中に入り、石段を登ると、正面に岩ともみじと多宝塔が見上げられます。これは美しい。寺名の由来にもなっている巨大な石は、珪灰石だそうです。
左へ上り本道にお参りします。紫式部の像が座る部屋があります。本堂から見下ろすと、もみじが広がっています。完全に色づいてはいません。今年はこんなかんじなのかな。これはこれで控えめなグラデーションでおもしろいです。
本堂を出てさらに上ると、多宝塔です。ここも国宝です。石山寺は初めてですけれど、ずいぶん歴史があるようです。多宝塔は鎌倉初期、本堂内陣は平安中期だそうです。急な道を上がると豊浄殿という宝物館があります。
宝物館で紫式部と石山寺展と称して展示しています。さらに200円を払って中に入ります。光明皇后のお経や源頼朝のお経が展示されていて、綺麗な字に驚きます。
紫式部は石山寺に一週間の参籠をして、寛弘元年8月15日、対岸の金勝山よりさし上る明月が眼下の瀬田川に映る風情を眺めて筆を起こしたのが、源氏物語須磨、明石の二帖だと言われます。
屏風や紫式部の絵の後、古い漢字辞典にあたる巻物を興味深く眺めてから宝物館を出ます。
紅葉を眺めながら歩き、石山を下りて行きます。
石山寺を後にして、JRの駅を目指します。あっと言う間にJR石山駅です。
2004/11/23 15:50:46
石山駅に到着、輪行します。
今日のルート
ハンディGPS「etrex VISTA 日本語版」のトラックデータ(trk41123.trk trk41123.zip 5,610bytes)をカシミール3Dで表示し、注記したものです。
まあ、イラストマップのようなものなので、正確な道や細部は、別途正確な地図をご参照ください。
距離は26.1km、移動平均速度は18.7km/h、移動時間1h24m、停止時間0h18m、全体平均速度15.3km/h、最高速度39.8km/h、総上昇量172mでした。
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文市(あやち)=青野宣昭