12/06/2004早朝、FHPPC SYSOPのNORIさんからNIFTYに、Webフォーラムの申請書を提出されました。現在FHPPCの18番会議室では、Webフォーラム会議室構成案が話し合われています。
@nifty:インフォメーション:掲示板:インフォメーションにTTYフォーラム廃止の事が正式に公開されました。
@nifty:フォーラム@nifty:ヘルプ:パソコン通信フォーラムについてには各TTYフォーラムの行方が一覧になっています。
FHPPC MES7では、1GB SDカードの話題が集約されつつあります。HP200LXでフォーマットできない1GB SDカードがあるとの報告があがっており、相性リストが投稿で作成されています。(12/14/2004)
acecard3によって大容量フラッシュも利用でき、またドライバ不要で1GBのSDカードが使えるといっても、動作が遅くて待たされるようでは使い勝手は良くありません。これについては、niftyのFHPPCで2002年末から2003年にかけて、解決しています。2004!のネタとしてはちょっと遅いですけれど、今はnifty以外のISPでインターネット接続する方がずっと多数ですから、取り上げておきます。
大容量フラッシュの認識が遅くないファイラーとして、楽♪さんのX-Finderがあります。X-Finderのデフォルトの設定では、時間の掛かる部分を省略して認識時間の遅れを起こさないようにしているそうです。MS-DOSのファンクションコール36h(ディスクの空き領域の取得)を使用することで時間がかかっているようです。
X-Finder以外の、たとえばLE.EXMなどで、この処理をしている部分の実行バイナリを無理やり書き換えてしまえば大容量フラッシュの認識に待たされることがなくなります。この書き換えをしてしまうソフトが楽♪さんのusofreeです。ぼくはLE.EXMを書き換えて快適に大容量フラッシュを利用できるようになりました。ただし、ディスクの空き領域の取得処理はスキップされているわけですから、もちろんドライブの空き容量はゼロと表示されます。
空き容量を一々調べるために遅くなるなら、いっそ調べなくても良いじゃないか、というのは道理です。しかもこれが効果絶大なのです。ちょっとファイラーで操作しようとするのに何秒も待たされていたのが、一瞬で画面が出るようになるのだから、空き容量が十分にあることが分かっているならこの方がずっと良いと感じてしまいます。
転載・配布自由とのことですので、当サイトにもusofree R.1を転載しておきます→USOFREE.LZH (12,565bytes)
さらにこれを推し進めて、int 21H ah = 36Hをトラップして時間のかかる処理を省略してしまう常駐ソフトが、 TaniYAN!さんのTRAP36です。
niftyにしかないようでしたけれど、作者のTaniYAN!さんのサイトで昨日公開されました。
転載、再配布自由とのことですので、当サイトにも転載しました→TRAP04.LZH (3,957bytes)
実行バイナリの書き換え等の手間がかからない上、内蔵Filerでもフラッシュ認識を高速化できます。また、CapsLockで一時的にOFFにできるので、本当に空き容量を知りたいときでも問題ありません。
もはや大容量フラッシュの利用には欠かせないツールです。これによって、LXで大容量フラッシュを使うと最初の認識が遅くて非実用的だということがなくなりました。
タマの猫ハウスさんのVZの部屋で、H.Konnoさんが、高橋版VZをベースにした私家版VZを作られています。
hp200LX向けに、
1GBのSDカードが使えるのですから、ヴォーカル曲をたくさんリッピングしてLXに入れて再生したいものです。というわけでhp200LXをiPod miniのようにというネタです。
画面はX-FinderでROXY MUSICのPYAJAMARAMAを再生しているところです。BRYAN FERRYの歌声がLXから流れます。残念ながらLXのスピーカーで再生すると大分ノイズ交じりでiPod miniの替わりとはいきませんけれども。歌詞がちゃんと聴き取れるくらいには再生できています。ファイルサイズもエンコードのパラメータによりますけれど、1曲2-4MBくらいですから、1GBフラッシュなら300曲くらいはLXに入れて持ち歩けていつでもどこでも再生できます。
え、8MHzの80186CPUでmp3再生なんて到底不可能だから、そんなのは嘘だろうって?ではリッピングからLXの再生までご説明しますので眉に唾を付けて読んでください。ぬか喜びは禁物です。
まずはリッピングからです。今回は試しに、遊佐未森のsmall is beautiful、原マスミの夜の幸、ロキシーミュージックのVIVA! ROXY MUSICの3枚をリッピングしてLXに入れてみました。
リッピングはWindowsの定番ソフトのCD2WAV32で行いました。
ポイントは、「出力の方法」をWAVファイル出力に、「WAVファイル出力設定」を出力フォーマットPCMに、「サンプリングレート、ビット数、チャンネル」を8.000kHz 8ビット モノラルにすることです。曲数分の*.WAVファイルができます。LXで使えるように8.3形式DOSファイル名になるようベースファイル名を指定すると良いでしょう。
こうしてできたWAVファイルを以下のバッチで*.mp3にします。
以下----------makemp3.bat
以上----------makemp3.batren *.wav *. for %%F in (*.) DO ren %%F %%F.mp3
Volume in drive A is AM Volume Serial Number is 3D49-1E0B Directory of A:\MP3 MAKEMP3 BAT 50 04-10-20 22:33 HARA_10 MP3 2577148 04-10-20 22:05 HARA_09 MP3 2311010 04-10-20 22:05 HARA_08 MP3 1245928 04-10-20 22:05 HARA_07 MP3 3200944 04-10-20 22:05 HARA_06 MP3 2196342 04-10-20 22:04 HARA_05 MP3 3593376 04-10-20 22:04 HARA_04 MP3 2669202 04-10-20 22:03 HARA_03 MP3 1676334 04-10-20 22:03 HARA_02 MP3 2035486 04-10-20 22:02 HARA_01 MP3 2048606 04-10-20 22:02 YUSA_12 MP3 2722750 04-10-20 22:00 YUSA_11 MP3 796536 04-10-20 21:59 YUSA_10 MP3 2453732 04-10-20 21:59 YUSA_09 MP3 2235490 04-10-20 21:59 YUSA_08 MP3 2160608 04-10-20 21:59 YUSA_07 MP3 2160396 04-10-20 21:58 YUSA_06 MP3 3153156 04-10-20 21:58 YUSA_05 MP3 1999752 04-10-20 21:58 YUSA_04 MP3 2275064 04-10-20 21:57 YUSA_03 MP3 2481146 04-10-20 21:57 YUSA_02 MP3 1908018 04-10-20 21:56 YUSA_01 MP3 2477946 04-10-20 21:56 ROXY_08 MP3 5277932 04-10-20 22:46 ROXY_07 MP3 11111186 04-10-20 22:45 ROXY_06 MP3 14053244 04-10-20 22:45 ROXY_05 MP3 6491564 04-10-20 22:44 ROXY_04 MP3 4026374 04-10-20 22:44 ROXY_03 MP3 9386582 04-10-20 22:44 ROXY_02 MP3 4781954 04-10-20 22:43 ROXY_01 MP3 6278414 04-10-20 22:43 34 file(s) 111786270 bytes 265486336 bytes free
通常のWAVファイルはWAVEPLAYで、巨大なWAVファイルはWVPで再生するため、拡張子を*.MP3に変えたわけです。もちろんmp3エンコードしたわけではありませんし、LXでMPEG Audio Layer-3のファイルを再生できるわけでもありません。(@q@)バキ☆\(-- )#X-Finder環境定義ファイル (中略) .bmp .jpg .gif ,f ,lxpic %c .fax ,f ,fview %c .mid ,f ,lxmidi -n1 -x -s -o16 %c #mid演奏(倍速) .snd ,f ,playex %c #snd演奏 .wav ,f ,waveplay -a3 %c .mp3 ,f ,wvp -b1000 %c .puz ,f ,xword %c .eva ,f ,eva %c (後略)
部屋で使うなら有線LANでも十分ですけれど、やはり出先でFREESPOTなどの無線LANを使いたいところです。
Ethernet無線LANコンバータ用の電源確保が問題です。WLCVR-11は5V電源なのは良い(実はメルコは3.3Vなので買わなかった)ですけれど、統一プラグではありませんでした。幸い、引出を捜すと、該当するUSB電源ケーブルを持っていました。たしかスイッチングハブ用オプションを安く売っていたのを買った記憶があります。
ノートPCならUSBポートがありますけれど、LXにはありません。そこで単三電池4本を入れる「JTT USBバッテリーパック」というケースをモバイル専科で調達しました。
シリコンハウス共立で、ジャックとプラグを買ってからモバイル専科に寄ったら「JTT USBバッテリーパック」があったので調達したのでした。共立で買った安価な部品で5Vの極性統一プラグからUSBへの変換アダプタをでっち上げておきます。これでパワーバンクやZaurus用ACアダプタからも給電できるようになりました。
早速FREESPOTで実験です。ところが、DHCPでIPをうまくとれません。バッチの中でDHCPでもらえる情報が欠けていたら、192.168.0.1をG/Wにして適当なIPを設定するようにしていたのですけれど、DNSで名前を引けません。iPAQ h4150で確認したとこと、192.168.11.88のようにIPを割り振られていました。pppkitで手動で設定します。Ethernet無線LANコンバータの設定はLinux ZaurusのNetfrontで済ませてあります。LXで無線LANするのに他の小箱総動員で設定している状態です。ううん、iPAQ h4150あたりだと全部自動で繋がる上、コンパクトな本体だけで済みます。hp200LX + LANカード + WLCVR-11 + USBバッテリーパックという組み合わせを喫茶店のテーブルの広げると、Lets's note R2あたりのノートPCの方が場所をとらないかも、と思ってしまいます。
・・・けっこう無理やりでも、LXで出来ることに意味がある、ということにしておきましょう。
いまどきの小箱は無線LANが使えるのが常識です。hp100/200LXでは残念ながら無線LAN PCカードのDOS用ドライバがないため使えません。
使えません、で終わりではさみしいので、LXで無線LANに挑戦です。
LXで有線LANは使えます。ぽんばしPC ONE'Sのワゴンセールで400円で買ってきたLANカードが普通に使えています。というか、ぼくは毎日LXにこのLANカードを挿して残り少ないNIFTYのttyフォーラム巡回を行っています。
そこで、「無線LAN Ethernet変換アダプター」を買ってきました。メルコやアイオーの商品があります。ヨドバシを覗いたらcoregaの製品が一番安くて最軽量だったので、coregaのWLCVR-11を買ってきました。
ごそごそと設定します。設定はWEBブラウザから行うのですけれど、LXのBobcatだとログイン画面
OKが押せずに先にすすめませんでした。とりあえず母艦PCのfirefoxでESSIDやWEPキーなどの設定をしてしまいます。LXにLANカードを挿し、LANケーブルでEthernet変換アダプターにつなげます。アダプターにACアダプタから電源供給して、試しにtelnet経由でNIFTYのttyな会議室を自動巡回してみます。難なく成功しました。
その後、pop3でメールチェックしたり、2chdosでにちゃんねるを読んだりしてみました。快調です。
こんな簡単にできるんだったらもっと早くやっておけばよかったと思いました。
ハードウェア付属ドライバATA.SYSや汎用ATAフラッシュドライバacecard3によって、最近の大容量フラッシュもhp100/200LXで読み書きできるようになりました。しかし、ドライバなしに認識できるのはRAMStarの512MB CFが最大です。このCFはLXで使っているとファイルが壊れることがあり、不具合なしにLXで認識するのはハギワラシスコムの384MB CFでした。ATAコントローラとの相性のため、これ以上の大容量フラッシュはacecatd3ドライバ経由で読み書きする必要がありました。このように後から組み込むドライバ経由だと、Cドライブが飛んでドライバが失われるとフラッシュの読み書きが一切できなくなる、という危険性があります。
ところが、1GBのフラッシュを200LXがドライバなしに認識できることを先日てーとくさんに教えていただきました。
CF形SDカードアダプタを利用すると、200LXでfdisk100とformatできてしまうそうです。
かつて高速タイプ512MB SDカードをなんとかLXでそのまま認識できないか挑戦してどうしても無理だった経験があるので、半信半疑で試してみました。
PLANEXの縦挿し型SDカードCFアダプタでSanDiskの1GB SDカードをfdisk100及びformatすると、見事200LXで認識しました。Panasonicの横挿し型SDカードCFアダプタを買ってきて、512MB SDカードに再挑戦するも、512MB SDカードはどうしてもLXのfdisk100で認識してくれません。128MB SDカードや256MB SDカードは登場時に動作報告があったかと思いますけれど、fdisk100できました。当時SDカード-PCカードアダプタではLXで大きなファイルのコピーなどをしたときに途中で失敗するような症状がありましたけれど、CF型アダプタの場合安定しているようです。
ぽんばしに行ってPC ONE'Sで1万円ちょっとの1GB SDを買おうとしたら品切れでした。仕方なくTranscendの1GB SDカードを1万五千円弱で買ってきて200LXで試します。最初fdisk100できませんでしたけれど、挿しなおしたらfdisk100が通り、format後無事LXで使えるようになりました。
1GB SDカードは、TranscendもSanDiskも普通にAドライブとしてブートして、LXで意外にさくさく使えます。いわゆる45倍速SDのTranscendはマシンパワーのあるiPAQ h4150の方に回して、SanDiskの1GB SDカードをLXで常用することに決めます。縦挿し型CFアダプタだとはみだしてしまうので、横挿し型CFアダプタを利用します。