●Ｒｕｐｕｔｅｒ　ＰＲＯ

腕時計型コンピュータにＳIIが現在の技術で挑戦、楽しさのある商品が発売されました。
オレンジ色のカーソルポインタがアクセントのデザインはむしろレトロなおもちゃの雰囲気です。
開発環境が提供されるのが魅力的です。

かなり大き目の腕時計ですね(笑)

この厚さはちょっと勘弁してほしいです。(笑)

Ｒｕｐｕｔｅｒの画面表示

画面表示は見やすく、満足できる情報量ですね。

腕時計で小説を読めるか！？Ｒｕｐｕｔｅｒで注目のデータビューワのうち、
テキストビューアは３段階の圧縮表示をサポート、これなら使える？

テキストファイル５行表示

標準の５行表示。一画面で全角４０文字。ＰＣなら約一行分だが、意外に読めます。

テキストファイル６行表示

行間が詰まった６行表示。ちょっと見にくいが、フォントのつぶれが少なく
漢字が読めないようなことはないです。

テキストファイル８行表示

フォントを圧縮した８行表示。字はかなり見にくくなってしまいます。
このモード一覧性が高いのでページ単位スクロールと組み合わせると長文を読みやすくなります。

テキストビューワの実用性は？

ラピュータはもちろんオモチャですけれど、実用に使う可能性があるならばそれはテキストビューワとしてではないでしょうか。
気になったのは、行数を変えると、テキストの最初に戻されてしまう点です。なにより致命的なのは、しおり機能がないことです。
小説を読むにも、通信ログやメール、備忘録や手控えのリストを読むにも、しおり機能は必須ですね。まず第一にこの点の改善を望みたいです。
また、大きなテキストを開くと時間がかかるのもいただけないですね。そもそも大きすぎると、テキストの途中までしか見られないのは困ります。
こういった点を改善していけば、テキストビューワに特化したマシンとしての存在価値が見出せると思います。

画像ファイル等倍表示

付属のソフトでbmpから変換しておいて、後に転送する仕様です。
データビューワに変換が必要なら、価値が激減することを認識してほしいです。
この状態でスクロールできるのはとても良いですね。

画像ファイル縮小表示

等倍表示からENTERで少し待つと縮小して全体を見られます。

電池交換

ボタン型リチウム電池CR2025が、なんと二段重ね！！
・・・いやあ、これなら筐体の分厚さも納得・・・できるかなあ？

筐体の厚さ再び

電池以外にこんなに分厚くなった原因を探ろう・・・

さあ、分解だあ！！！

分解

とりあえず、バラバラにしてみました。（お約束）

分解裏面１

マザーボードを取り出してみると・・・
何と！恐怖のサンドイッチ状態(笑)

分解裏面２

Irポートが突き出しているのがわかります。

分解表面１

カーソルポインターとの接点が見えています。

分解表面２

これ以上の分解は＝破壊なので、ここまで(笑)